瀬戸内の小さな野菜畑

無農薬の自給自足家庭菜園
美味しい野菜を作りますよ
何年やっても奥が深い 笑

スイカの立体栽培に挑戦

2023-06-30 16:02:09 | スイカ・メロン・カボチャ
ある年のスイカ栽培
 
6月18日、スイカの小さな実がネットにぶら下がっている。
土地が狭いので、立体仕立てに挑戦した。
敷き藁も要らないし、棚下のスペースが有効に使えるかなと考えた。
初めての挑戦なのでどうなるのか・・。


順調に育って、玉が大きくなったスイカをネット袋に入れて吊り下げた。
日が過ぎて、成長した玉の重さに耐えかねて落下しそうになった!
しっかりとした支柱で支えるようにしないといけませんね。
 
 
ネット入れは、小さな玉の時にするべきだったと反省している。
初めての挑戦なので、知識が無く腹がたつぅ~。
やはり、スイカは地べたに這わせるのがいいのかな。
 
それでも、何とかスイカを救済できた。
日が過ぎるごとに大きく育っている。
あと2週間もすれば真っ赤になって、
美味しく食べられそうです。
 
 
 
初期の頃の作業は摘心と受粉が重要
蜜蜂さんに全て受粉をお任せしています。
カボチャの雄と雌はわかるのですが、
スイカの雄しべと雌しべの形の違いがわかりません。
何とかわかるようになったかな・・
 

花弁の下にスイカの実が見えるので雌しべに違いありません。
 
ダウン受粉に失敗した場合は、こんな形で枯れてしまいます。

その後、受粉に成功し7月5日には
5個も結実して20cmほどの玉になりました。

よくわからないのですが、1本の苗に5個は多いのかな?
結実したので栄養がたっぷりと届くように、
枝を途中でカットしたが、それでも実れば嬉しい。

スイカやメロンは水不足でも大丈夫ということだが。
梅雨時の過剰水分で根腐れしないかと悩みました。
雨が続くときだけ、根元に水が当たらないようにしたと思う。
何とか赤くなってホットした
 
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スイカとマクワウリを栽培

2023-06-26 16:43:20 | スイカ・メロン・カボチャ

ある年の4月15日
スイカやメロンをはじめ、
夏野菜苗の植え付け作業をした。
毎年、何度やってもうまく栽培できるか不安です。
自己流の知識を精一杯注ぎ込みます(笑) 

まずスイカの苗植え。

自作の堆肥をたっぷり含ませた土に植えたので根の張りもよくなるだろう。
窒素肥料を与えすぎればツルぼけし、葉ばかりが育つので注意する。
メロンもカボチャも同じだろうと思う。
肥料をたっぷりの言葉に惑わされず、ほどほどがいいのかな。


次に黄色い色のマクワウリを植え付け。


スイカとマクワウリは、トウモロコシの2列の真ん中を這うようにする。
トウモロコシの塀に囲まれた中をツルが伸びていく感じだ。 
そうすれば空いてる土地スペースが有効に使える。冗談的発想です 笑。

(自分の勝手な思い込み栽培方法だから失敗するかもしれない、賭けです)

トンネルの両端からツルを這わせる。

トウモロコシは根を深く張るので施肥をこまめに。
スイカ、マクワウリは浅く根付くので喧嘩しなくて良いかと思って・・。

日照がやや気になるが、その後、どんどん成長してきましたよ。
ミツバチの受粉で果実も色付いてきました。

スイカも順調に育っています

トンネル栽培は成功し、その後は収穫を待つばかりでした、万歳。

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小ぶりで甘い網干メロン作り 

2023-06-23 16:08:27 | スイカ・メロン・カボチャ
こんな小ぶりなサイズの 網干(あぼし)メロン
昭和30年代の子供の頃には、井戸で冷やして3時のおやつでした。
「マクワウリ」と呼ばれるウリ科の仲間ですが、
それでも「網干メロン」という伝統名を持っています。
 
そのメロンは、姫路・網干地区で戦前から栽培されており、
兵庫県の伝統野菜に数えられています。
昭和の昔、農家の我が家ではプリンスメロンやエリザベスメロン、
マスクメロンを作るようになったのですが、
小型で甘い柔らかな網干メロンは、忘れられない味なのです。

地域の特産を残したいという思いから、網干メロンの栽培に取り組む人が
増え、特に播州平野では多く栽培されています。
春になるとホームセンターに苗が並びます。
 
 
試しに植えた1本の苗が順調に育っている5月初旬の姿。
栽培に慣れていないので、毎日の観察が必要です。
 
朝晩の気温差があるので、ビニール袋を利用して囲いをしている。
 
摘心したら、子ツルが5本ほど伸びて、花も咲きだしました。
 
注意しなければならないのは害虫が多い事。
葉を食べるウリハムシは大敵。農薬は避けたいがスプレーで撃退!
この虫は逃げ足が速い。カボチャやキュウリにもやって来る嫌な虫。
苗が小さい時はネットを張るべきと反省した。
 
6月10日には雨カエルが覗いている
梅雨になり、雨の多い日が続くので、根腐れや病気が発生する。
雨降りの時だけビニール掛けをして保護してみた。
 
雄しべと雌しべを見つけて交配するのを放置したのだが、
蜜蜂が花粉を運んでくれたので果実になっている。
 
少しひび割れてきた時が最高に甘くて、収穫期なんです。
ほんのり甘く香るこの感じ。
適期を過ぎれば熟しすぎるので見極めが重要です。
 
色艶といいイケメンな網干メロンの完成です。
7月15日にはテーブルに上がりました

★網干メロンの特徴といえば、果重150g前後のだ円形で、
果色は緑白色で、浅い条溝が10条程ある。
果肉は、淡緑色で甘みは強いが後味がよい。
黄色いマクワウリから研究された逸品で人気があります。
 
果実は小さいものの、糖度は14~15度。
最高級のネットメロンが16度なので、いかに糖度が高いかがわかります。
プリンスメロンは甘くて美味しいのですが喉をさします。
網干メロンは、後味がさっぱりして、食べやすいのが特徴です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
網干メロンについて調べてみました
姫路市網干区に「開発」さんという生産者がいる。
たまたまYoutubeで生産現場が映っていた。
ビニールハウスの中で、支柱仕立ての栽培方法。
そうすれば平場生産の3倍も収穫があるという。

メディアの取材が多いようだ。
堆肥だけは凝っているようです。
カニ殻を潰して作ったチキン肥料と
骨粉との配合で作った肥料がオリジナルらしい。
若い生産者にそのままノウハウを伝授しているらしい。

肥料も大きなポイントなんですね。
★よく研究した人によれば、
コーヒーかすをベースに、魚粉、昆布、木炭を混ぜた「ぼかし」という
有機肥料なども良いそうです。
木炭には細かい穴が無数にあり、土壌の保水力を高め、
有効な微生物や細菌をすみつかせる効果があるそうだ。

★江戸時代、新宿鳴子宿名物だった鳴子瓜によく似ているという。
大正年間(1921)より栽培され、1927年に命名。
兵庫県立蔬菜採種場で改良されたようです。
日本古来のマクワ瓜(梨瓜群)と洋種メロンとの交雑で生まれたとも。
★姫路地方ではお盆のお供物になくてはならない瓜だったようです。


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野菜くずで堆肥を作る方法と知識

2023-04-24 16:48:27 | 堆肥作り
 
炭素循環農法の最高の傑作
自家製堆肥作り用のボックスを作った。
 
 
菜園の隅っこで、雑草や野菜処理後のくずとか枯葉を混ぜ込んで、
堆肥作りに挑戦してみる。
材料を乾燥させて、水分を抜いてから混ぜ込むと、アンモニアが発生しない。
堆肥作りは、腐らせては駄目で、発酵させなければいけない。
経験から言えば、ミカンの皮や玉ねぎの皮は向いていない。
 
一次乾燥時期。
乾燥させてから米糠をまぶし、散水後にビニールシートで覆う。
何日かおきに何度もかき混ぜる。
内部は発熱し次第に発酵して材料が堆肥状になる。
 
 
3ヶ月近くなるのでビニールシートを取ってみた。
いい具合に発酵が進んでいる。
完成後は、肥料では無く、あくまでも土を肥やすための堆肥になる。
 

適度な散水が米糠の発酵を促進させている。
野菜の漬物を作る糠床の要領と同じなのかな。


いい感じに仕上がりつつある
 
 
堆肥を多く使うと土壌内にミミズが増える。
ミミズは土を食べて消化しフンをすることで、栄養のある土を作る。
それを最初に学術的に研究したのは、
イギリスの自然科学者で進化論の提唱者・ダーウィンだそうだ。
ミミズは、日本では「自然の鍬」、
英語では「アースワーム」(土を耕す地球の虫)と称される。
 
 
畑の隅っこに置き、コンポストでも良いし、廃材の道具でも良い
 
 
底に穴の空いたバケツでも良い。
 
 
底に空気穴があるビニール袋でも良いが、水分が抜けないと腐ってしまう。
色々と試せばいいと思う。
どうせゴミの元なんだからお金をかけないことだ。
 
 
夏の終わりの野菜くずは堆肥材料にもってこいだ。
捨てる物は無し、切り刻んで全て堆肥の材料にする
堆肥が完成したら土に混ぜ込み、美味しい野菜を育てます
 
堆肥を土の上にばら撒いておくと、自然に返るので炭素循環農法の意味もある夏場の高温を避けるための黒マルチの代用にもなる
水分をたっぷりと吸い込んでくれるので散水も楽です
 
 
堆肥作りは順調な仕上がり具合でした。
台所の野菜くずや貝殻を潰したもの、卵の殻も潰して放り込みました。
落ち葉、リサイクルセンターで貰った樹木チップもふんだんに使いました。
米のもみ殻、米ぬか等を混ぜ込んで発酵させたりした結果、
上等な堆肥になりました。

野菜は、チッソ・リンサン・カリを含んだ化成肥料か
配合肥料を施すと、まず普通に育ちますが、
長期間安定して美味しいものを作ろうとすれば、
野菜の種類に応じた有機物を土に十分混ぜ込む必要があります。

有機物を含まない土は痩せて生育が悪くなります。
だから化成肥料ばかりでは土が悪くなるのです。
理想的なのは、土そのものの固体部分が45%、有機物が5%、
水分と空気がそれぞれ20~30%ぐらいだそうです。


ベストな堆肥になったようです。

有機物には微生物が生息しており、
ネバネバを出して土を改良すると同時に、
抗生物質を生産してくれる放線菌が沢山繁殖しています。
連作障害と呼ばれる生育傷害には、糸状菌が原因であることが多く、
このような菌を抑えるために、善玉菌とされる放線菌が大切らしいです。

ホカホカの土壌作りが目的、ミミズがいると成功。
良い堆肥は、健康な土を作る
悪臭がしたり、ウジがわいている堆肥は腐敗していますから避けること。
土に良い訳はありませんよね。
そこで、コンポストを使って生ゴミや野菜くずを入れて、
適当なタネ菌と適度な水分と環境において発酵させると
ベストな堆肥が完成します。

 
買った堆肥の中身にも気をつけた方がいいようです。
最近の家畜糞(牛糞・鶏ふん)は、飼料が人工飼料だったり、
飼料の中に病気予防の抗生物質を混ぜ、
更に狭いケージで育てるのでストレスが多く、
臭いもきつく、あまりよくないと聞きました。

また草や落ち葉、わらや米ぬかなどの植物性の堆肥も入れないと、
ミネラルや微量要素が不足しバランスがよくないとのことです。
 
 
適度な肥料で美味しい野菜を作りたいと思います。
 
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5月はグリーンピースなど豆暮らし

2023-04-24 16:09:57 | 
気温が低くなった晩秋に3種類の豆の種を蒔く
 
肥料は気にしなく、石灰と堆肥だけでもOK。
経験上、追い肥だけでも良い。
なるべく冬に近い季節に種まきすると良い。
早く成長すると冬の霜焼けにあう。
遅く成長しても、春になれば収穫は追いつくので心配はいらない。
 
霜対策として米藁でガードするから大丈夫。
 
絹さやは  4月末ごろから鞘ごと食べられる。
炒め物や煮物や色んな食べ方ができて美味しい。
 
絹さやの白い花です。
 
絹さやは、赤や紫の混じるカラフルな花の種類もある。
蝶のように見えて花びらは可憐で美しい。
 

豆ご飯など で実を食べるグリーンピース。
実が膨らんで、重くぶら下がると収穫どきです。
塩茹でして冷凍保存ができて便利です。
 
ツル無しで低く育てる甘いえんどうは、スナップともスナックとも呼ぶ。
塩茹ではお酒の肴にピッタリです。
 
畑のお隣さんが栽培してる豆の花粉と我家のグリーンピースの花粉が
入り混じって(混血)になることがあるので、
横での栽培は注意しなければいけない。
蜜蜂や風が花粉を移すこともある。
___________________________________
 
5月中旬に豆の収穫が終われば
その支柱を利用して、キュウリやゴーヤを栽培するときもある。
 
 
 
空豆も晩秋に種まきした。
 
厄介なのは、花が咲くとアブラムシの巣になる。
新芽を食いつぶして成長が止まってしまう。
花が咲いたら新芽をちょん切ると良い。
 
アブラムシを残すと枝が枯れてしまう。
薬品や牛乳スプレーや色んな技があるが、ほとんど効果が無かった。
誰もが経験してお手上げ状態になるが、心配なくちょん切る。
私は絶対に農薬は使わない
 
キラキラ光るテープで防御してみたら大きな効果があった。
チキンラーメンの袋をひっくり返すと、銀ギラギンなんです。
テープを買わなくても利用できました。
 
 
空を向いた豆が下を向いたら収穫時。
味付けなしで、塩ゆでして食べるのもいいですよ。
 
来年用の種を保存するのも良し、新しく買うのも良し。
5月は豆生活でした。
どうりで大きなオナラばかりでした
 
 
 
 
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