本日17:30撮影の滝谷渡渉部(避難小屋側)の水量です。雨脚の弱まりとともに、早朝の大規模な増水は収まっていますが、平常時に比べるとまだ2倍程度の水量となっています。また、滝谷のもう一つの渡渉部である藤木レリーフ側の水量も、平常時に比べるとまだ多いものと思われます。18:00現在、槍平周辺は弱い雨が降り続いており、翌26日の早朝には十分な減水が進んでいない可能性があります。翌朝5時、6時のような非常に早い時間帯に渡渉部を通過するのではなく、ライブカメラ画像で確実な水量減少を確認してから入山するようにして下さい。ライブカメラ画像で水量を確認することが出来るのは翌朝5時以降の更新画像からになります。
また、本日の増水により、水流が削っていった沢の両岸は土砂崩れや落石が起きやすくなっています。渡渉の際に水量ばかりを気にして、周辺土壌の危険を見逃すことがないよう、以下の更新記事もご確認下さい。
最新登山道情報(滝谷渡渉について)20180730
こちらが平常時の滝谷渡渉部(避難小屋側)です。翌朝の更新画像と比べて下さい。