標高2700m付近、南沢の夏道トラバース区間の様子です。南岳小屋の方が幅1m程度に雪を切り、歩きやすくしてくれています。写真下のガレ場と雪の境目が南岳側、写真上のガスに霞んだ尾根が槍平へ下る登山道へつながります。本日現在、トラバース区間の通行にピッケル、アイゼンは必要ありませんが、これより上部の斜面にもまだ残雪があります。軽アイゼンやストックをお持ちになることをお勧めします。
標高2100m付近の南沢の雪渓です。スノーブリッジが出来ています。本日現在は雪上ではなく、ガレ場を迂回して対岸へ取り付くルートが比較的安全に通行出来ますが、ガレ場の岩は崩れやすいので、十分注意して、対岸の目印を見落とさないように通行して下さい。