キャンプ場前の涸れていた沢は昨日までの雨でまた流れが復活しましたが、奥丸山への渡渉も問題なく、靴を濡らさずに渡ることが出来ます。優しい秋の小川がサラサラと、そして、キラキラと、初冠雪した北アルプスを源に海を目指していきます。
朝目覚めて、雪の付いた稜線に朝陽が当たるのを「キレイだな・・・」と、1秒くらい感じた後は、静かな緊張感に包まれます。そしてこの緊張感は、小屋閉めして下山するまで解けることはありません。山小屋で仕事をする上で、解くことは決して出来ない緊張感ですね。北アルプスは、美しくも厳しい季節を迎えています。入山にあたっては、慎重な天候判断、十分な装備、余裕のある計画、万全の体調で臨んで下さい。
今シーズン最後のヘリコプター、早朝に無事飛んでもらえました。中日本航空さん、今シーズンも本当にお世話になりました。ありがとうございます!
ヘリを見送ったら、怒涛の布団干し。久々に屋根全面に広げました。
小屋閉めへ向けての作業は今日も進んでいます。小屋食堂裏手には、屋根雪の落下衝撃から外壁を守るサポート丸太の設置。石原クン、輝いてるよっ!
それでは本日の気象情報。
午前8時12分。
午後6時27分。