腰を痛めてしまい、昨日はとうとうマッサージに行った。
それまで湿布薬でしのいで多少ましになってはいたが、どうにも完治には程遠い様子なのでそろそろマッサージでぐいぐいやってもらうことにしたわけである。
筋肉を傷めて部位が炎症を起こしている場合、マッサージは逆効果になる。その時は冷湿布して安静にしているのがいちばんだが、3、4日もすると炎症は引くから今度は温湿布かマッサージが有効になり、冷湿布は逆効果になるという話だ。
私はマッサージ好きでよく行くが、普段はいろんな疲労からくるこりなので今回とは違い、調子が悪くなるとすぐ行くことにしている。
マッサージを嫌う人もいるが、私なんかあれほど気持ちのいいものはない、と至福の時として過ごしているので、小遣いの3分の1ぐらいはマッサージ代で消える。
と、まぁ話がどんどん本ブログとは関係のない方面に進んでしまうので、マッサージ話はこの辺にしておいて、なぜ炎症型の腰痛になったかだ。
実は4月になって10日から香港経由で大陸は四川省の成都に行ってきた。成都には1週間滞在して香港に帰り、今回は一人旅のため黃埔のクリスティーヌのところにお世話になった。
何しろ今香港のホテル業界は強気である。ホテル代はがんがん上がり、もちろん地価も上がっているから不動産価格も以前アジア金融バブルがはじける前の水準に戻り、それを超えているらしい。当時高値で買って暴落後ショックを受けていたクリスティーヌもホッとしているようだ。
そんな訳だから、ただで泊めてもらえるのは実にありがたく、6泊させてもらったからざっとみても6万は浮いた勘定になる。もちろん、雑居ビルの中にあるゲストハウスなどならもっと安いがそれでも1泊5000円近くにはなるのではないか。しかも窓がなかったり、隣の声がまる聞こえということなどもあったり、安全面でいかがなものか、という問題もある。もちろんだからこそ面白い、ともいえるからここらあたりは人それぞれの好みの問題ではあるのだが。
ただ、中国人の友人と付き合うには、相手に頼るということも必要だ。泊めてあげると言われて、いや結構ですホテルに泊まります、なんてやると、逆に友達甲斐がない、と思われてしまう。
その代わり彼らが日本に来れば、貯金を下ろしてでも歓待しなければならない。彼らは横のつながりを大切にするから、こうやって相互扶助の関係でそれを確認し、維持しているようだ。
「転がる香港に苔は生えない」で著者の星野さんが、友達同士の助け合いで物を安く買えたりするけれど、そのお返しもしなければならないから、トータルで見ると別に安く買えたわけではないのではないか、という趣旨のことを書いていたが、私もまったくその通りだと思う。要は友達の輪の発展及び維持にあり、ただおごってもらうばかりでお返しをしない、つまり義理を欠くとその輪からはじき出されてしまうことになる。
また話がそれたが、その問題の腰痛というのが、帰国前日に荷物を詰め込んだキャリーバッグを持ち上げたのが発生原因だ。飛行機の機内で持ち上げて上の棚に入れる練習をしたら、胸のあたりまで持ち上げたところで、重すぎてグギっと腰が悲鳴をあげた。多分30キロはあったのだろうと思う。
この前の年末に香港へ行った際買った本もまだ半分くらいしか読み終えていなかったから、今回はあまり買うつもりはなかったのだが、本屋さんめぐりをしているとついつい目についたものを買ってしまい、結局20冊以上も仕入れてしまった。
本も1冊1冊は大した重さではないが、束になると紙は重いものである。しょうがないから、日本から持参した赤白青袋(今では大陸でもあまり見かけない。極めてダサいものになってしまった。空港でもあの袋を持っている人はひとりもいなかった)に半分以上移し、衣類で包んで寄艙(げいちょん)にしてもらった。
まぁそんな訳での腰痛である。つくづく自分の年を考えねばいかんと思い知らされた次第だ。
それまで湿布薬でしのいで多少ましになってはいたが、どうにも完治には程遠い様子なのでそろそろマッサージでぐいぐいやってもらうことにしたわけである。
筋肉を傷めて部位が炎症を起こしている場合、マッサージは逆効果になる。その時は冷湿布して安静にしているのがいちばんだが、3、4日もすると炎症は引くから今度は温湿布かマッサージが有効になり、冷湿布は逆効果になるという話だ。
私はマッサージ好きでよく行くが、普段はいろんな疲労からくるこりなので今回とは違い、調子が悪くなるとすぐ行くことにしている。
マッサージを嫌う人もいるが、私なんかあれほど気持ちのいいものはない、と至福の時として過ごしているので、小遣いの3分の1ぐらいはマッサージ代で消える。
と、まぁ話がどんどん本ブログとは関係のない方面に進んでしまうので、マッサージ話はこの辺にしておいて、なぜ炎症型の腰痛になったかだ。
実は4月になって10日から香港経由で大陸は四川省の成都に行ってきた。成都には1週間滞在して香港に帰り、今回は一人旅のため黃埔のクリスティーヌのところにお世話になった。
何しろ今香港のホテル業界は強気である。ホテル代はがんがん上がり、もちろん地価も上がっているから不動産価格も以前アジア金融バブルがはじける前の水準に戻り、それを超えているらしい。当時高値で買って暴落後ショックを受けていたクリスティーヌもホッとしているようだ。
そんな訳だから、ただで泊めてもらえるのは実にありがたく、6泊させてもらったからざっとみても6万は浮いた勘定になる。もちろん、雑居ビルの中にあるゲストハウスなどならもっと安いがそれでも1泊5000円近くにはなるのではないか。しかも窓がなかったり、隣の声がまる聞こえということなどもあったり、安全面でいかがなものか、という問題もある。もちろんだからこそ面白い、ともいえるからここらあたりは人それぞれの好みの問題ではあるのだが。
ただ、中国人の友人と付き合うには、相手に頼るということも必要だ。泊めてあげると言われて、いや結構ですホテルに泊まります、なんてやると、逆に友達甲斐がない、と思われてしまう。
その代わり彼らが日本に来れば、貯金を下ろしてでも歓待しなければならない。彼らは横のつながりを大切にするから、こうやって相互扶助の関係でそれを確認し、維持しているようだ。
「転がる香港に苔は生えない」で著者の星野さんが、友達同士の助け合いで物を安く買えたりするけれど、そのお返しもしなければならないから、トータルで見ると別に安く買えたわけではないのではないか、という趣旨のことを書いていたが、私もまったくその通りだと思う。要は友達の輪の発展及び維持にあり、ただおごってもらうばかりでお返しをしない、つまり義理を欠くとその輪からはじき出されてしまうことになる。
また話がそれたが、その問題の腰痛というのが、帰国前日に荷物を詰め込んだキャリーバッグを持ち上げたのが発生原因だ。飛行機の機内で持ち上げて上の棚に入れる練習をしたら、胸のあたりまで持ち上げたところで、重すぎてグギっと腰が悲鳴をあげた。多分30キロはあったのだろうと思う。
この前の年末に香港へ行った際買った本もまだ半分くらいしか読み終えていなかったから、今回はあまり買うつもりはなかったのだが、本屋さんめぐりをしているとついつい目についたものを買ってしまい、結局20冊以上も仕入れてしまった。
本も1冊1冊は大した重さではないが、束になると紙は重いものである。しょうがないから、日本から持参した赤白青袋(今では大陸でもあまり見かけない。極めてダサいものになってしまった。空港でもあの袋を持っている人はひとりもいなかった)に半分以上移し、衣類で包んで寄艙(げいちょん)にしてもらった。
まぁそんな訳での腰痛である。つくづく自分の年を考えねばいかんと思い知らされた次第だ。