「頸部食道がん」闘病記 (鬼嫁yappiの日記)

夫が「頸部食道癌」になって8年。
苦しい時こそ明るく笑って!・・・奇跡の8
年間を綴っていきたいと思います。

はじめに・・・

夫が「頸部食道癌」と診断され8年。この間に20回にわたる手術・放射線治療・抗がん剤治療とフルコースの治療を行ってきました。残念ながら今の医療で出来ることはここまで。 これを機に今までの歩みを記憶が鮮明なうちに全て残しておこうと思い、このblogを立ち上げました。 また、新たなチャレンジの第一歩として、2010年年明け、「治験」を試みましたが、敢え無く失敗に終わり・・・・。 今は食事も摂れず、胃ろうから栄養剤の注入の毎日です。 そんな私達でも逞しく生きています。 私たちの経験や毎日の生活が、同じように頑張っておられる皆様の参考に、そして少しでも希望と励みになれば幸いです。 その日の日記は「リアル日記」として、また今までの軌跡については「回顧」として綴って行きたいと思います。  ご質問やご意見はお気軽にどうぞ。

休日の外出

2010-06-20 23:24:23 | リアル日記
この週末、旦那はわりと外に出掛けていました。
少し痰の絡みが出てきたようではありますが、まだ呼吸困難までは余裕です。
会社にも順調に通っているので、体力も少し戻りつつあるようです。

今日も私の眼鏡作りのために、仕事先から先に眼鏡屋に入った私と現地で待ち合わせ。
家から娘と2人でやってきました。
その後、約3~4時間ほど眼科&眼鏡屋に軟禁状態。
座っている時間も多かったけどね。

何とか問題もなく過ごせました。

問題といえば・・・栄養剤の準備はして出てくるんだけど、まだ勇気がないから、「帰ろう!家で食べよう!」って事になって、お腹が空いてしまうんですわ・・・・

娘の学校参観

2010-06-19 15:14:58 | リアル日記
今日は土曜日というのに娘の学校は年に1回の土曜参観の日。

土曜はお父さん達もお休みなので、たくさんのパパ達の姿が・・・・。

旦那も、もれなく愛娘のために行きましたよ~。
2時間目から4時間目までの間に自由に参観できる・・・という何ともゆるい参観日。
娘は全部見て!と言っていましたが、さすがに旦那は2時間目の音楽と3時間目の道徳の始まりで引き上げました。

それでも、学校で父さんの姿を見れた娘は満足でしょう。

旦那も今少し痰が絡んできているようですが、比較的元気です。

ドラゴンアート

2010-06-17 14:57:36 | リアル日記
ドラゴンアートが昨日届きました。
私の仕事のボスが旦那にプレゼントをしてくれたんです。

ドラゴンアートとは、名前だけでその人をインスピレーションし、ドラゴンの絵とメッセージを書いてくれるんです。この世に1つだけのアートです。

会ったこともないのに、その時の自分の状態にぴったりだったり、すごくアドバイスになってたりして、とても心に響くんです。

3年前にも自分で依頼して、とても勇気が出たことを覚えています。
今回のものは、またまた今の心にとても響くものでした。



心を広げ   動きをひろげたら  チャンスは広がり  可能性も広がって行く
思いっきりやってみればいい  精一杯 生一杯


大丈夫!と自分達を信じ、周りの皆さんを信じ、やれることを精一杯やっていくだけ・・・・と思っている私達の今の心境をとても後押ししてくれているようで、勇気と自信が湧いてくるアートでした。

ボス、ありがとう。

さて、このアートに興味がある方は「琉球ドラゴンアート」で検索してみてくださいね。

旦那、元気です。

2010-06-16 23:18:05 | リアル日記
ご無沙汰しています。

「blogの更新が無いと心配してしまうよ~」と言う声を度々いただきます。
すみません。

基本的に更新がない時は、完璧に私のサボりです。
もしくは、大した変化がない時です。

ここの所のご無沙汰は、旦那の調子がいいので、つい油断して私が自分の事にかまけてしまってました。
旦那は先週7日から会社に復帰して2週間目、調子よく毎日通っています。
今のところ、呼吸音も静かで痰の絡みもひどくないようです。

それでもやっぱり、首・肩・背中の凝りはひどいようなので、できるだけ毎日マッサージはしてあげるようにしています。
少しでも軽くなるといいんだけど・・・。

そんなこんなで、まぁ、今は平穏に生活していま~す。

ご安心下さい。



医療保険の話-1-

2010-06-08 14:15:57 | リアル日記
このblogをご覧の皆さんはちゃんと生命保険・医療保険ってお入りですよね?

入院・手術続きの我家の医療費出費を心配してくださる方々も少なくありません。
今日は医療保険のお話を2回に分けて綴りたいと思います。

新社会人になると、会社に保険会社のセールスレディなるおばさま方がやってこられ、新人君を高い保険に入れさせてしまいますが、旦那もまんまと新人君の時にそれに引っかかり、保険には入っていました。
おまけに健康体の時に数年間、高~い保険料を支払っていました。

ところが娘も生まれ、家のローンもあり、私も仕事を減らしている頃、ちょっと保険を見直してみよう・・・ということで、知り合いの別の保険会社へ変更。
無駄を全部省き、「本当にいざ!と言う時には、最低ラインこれだけあれば何とかなるよ・・」と言う専門家のアドバイスの元、掛け金を出来るだけ少なくした最低ラインの保険へ変更したのです。

見直した翌年、旦那の病気が発覚!!
それも「ガン」
なんと!
「そのうち余裕が出来たら増やせばいいよね!」・・・と思い、がん保険は外したところでした。
結構、ショックでした・・・・。
外したことに後悔

でも、実際これまで支払っていくと、最低限の入院給付金と健康保険組合から戻ってくる高額医療費還付金で本当に何とかなるものでした。

痛かったのは、放射線治療時の通院。
「どうせ、保険も出るっちゃけん、無理せんで入院した方がいいっちゃない?!」と言う私の勧めを無視して、通院したばっかりに、高い治療費を約30日も払い続けたのです。
通院用の給付金はゼロ。


旦那が入っていた保険は最低5日間の入院で1日目から給付されるというもの。
なので、何があっても5日間は入院させてもらうように!!なんて、冗談をよく言っていたものです。

最近では日帰り入院でも支給されるなんて保険もあるらしいですね。

今は介護保険もあるし、保険は最低のもので十分なので、入っておくに限ります。
我家はそれで十分助かりました。

旦那は担当者の方に、「すみませんねぇ。毎度毎度・・・。貧乏くじ引いちゃいましたね!」
なんて言って恐縮しながら請求していました・・・・。

そんな保険にも思わぬ落とし穴がありました。
それはパート2でご説明します!!  ・・・・・つづく・・・・