旦那は、今日も救急病棟に入院中。
午後、病院に行くと、気持ち良さそうにクークーと、鼾をかいて幸せそうに寝ていました。
昨日外勤で不在だったH田先生から、症状についての詳しいお話と今後の方向性を聞きます。
H田先生は、Dr.Mと共に、旦那の症状改善の為に、いつもご尽力いただいている旦那の担当医です。
Blogもチェックしていただき、「やばそうだなぁ・・・」と思うと、連絡を下さったりして、私達が心から信頼するDrの1人です。
まず、現在の旦那の症状について。
昨日のCTと血液検査からわかる事。
旦那の右肺は、すでにほとんど機能していない
写真で見ても、以前に増して肺全体が真っ白。
左の肺にも大きな白い陰。
呼吸が苦しいはず・・・と。
肝臓もかなり腫れてきて、写真でもほとんどの面積を占めている。
かなり腫瘍が体を蝕んでいる。
腫瘍マーカーも上がっている。
H田先生からも、「今更ながら、相当、我慢強い方ですよねぇ・・・」と、感心される。
う~ん。
我慢強いというか、頑固と言うか・・・・。
生命力があるというか・・・・。守られているというか・・・・。
今後の対応としては、炎症を抑えたりの対処はするが、痛みや苦しみを訴え出した場合は、緩和療法しか残っていない。モルヒネ等の麻薬を投入し、眠った状態が多くなるだろう・・・。
そのことに関しては、痛みで苦しまないようにするためには、それが1番だと思うから、最終的にはそうなる、そうせざるを得ない・・・とは思っていたので異論はない。
旦那が、痛みに苦しむ姿をこれ以上見るのはつらい・・・と言うのも私の本当の気持ち。
(hontoha hayaku rakuni nattehosiinodakedo kareno seimeiryokuga sorewo sasenai.....)
「その方向でお願いします。」と頭を下げる。
さて、今後について。
在宅医療か緩和病棟でのケアをどうするか、そろそろ決めないとな・・・と思っていたので、自宅から近いY市民病院の緩和病棟の見学の予約を入れていた所。
しかし、転院については、今の状態だと厳しい・・という先生の判断。
現在、酸素を6L吸入。
その状態で搬送するのは難しい。
もう少し回復できたら何とか・・・ということ。
私も、旦那もSt.M医大病院で本当に最後までお世話になりたいのだけど、1つだけ問題が・・・。
娘が父さんと面会できないのです。
12歳以下は病室への入室は禁止。
幸い夏休みの今、娘は福岡のおばあちゃんちにお泊り。
旦那が一般病棟に移り、個室にでも入れれば・・何とか・・・。
学校が始まれば、今の距離だとまたまた難しくなる。
Dr.Mに電話を入れた時に、先生からも「入院でもいいか??(その裏には、今度は簡単には家に帰れないよ、と言う意味にとらえました。)」と聞かれて、「はい。そのつもりです」と答えたものの、娘の事を考えると困ったなぁ。
これについては、一応、緩和病棟の予約を入れ、1週間ほど状況を見守るしかないかな。
そんなこんなで、またまた予断を許さない時となりました。
頑張れ旦那
夏を乗り越えたら、娘の10回目の誕生日が直ぐそこだよ