「頸部食道がん」闘病記 (鬼嫁yappiの日記)

夫が「頸部食道癌」になって8年。
苦しい時こそ明るく笑って!・・・奇跡の8
年間を綴っていきたいと思います。

はじめに・・・

夫が「頸部食道癌」と診断され8年。この間に20回にわたる手術・放射線治療・抗がん剤治療とフルコースの治療を行ってきました。残念ながら今の医療で出来ることはここまで。 これを機に今までの歩みを記憶が鮮明なうちに全て残しておこうと思い、このblogを立ち上げました。 また、新たなチャレンジの第一歩として、2010年年明け、「治験」を試みましたが、敢え無く失敗に終わり・・・・。 今は食事も摂れず、胃ろうから栄養剤の注入の毎日です。 そんな私達でも逞しく生きています。 私たちの経験や毎日の生活が、同じように頑張っておられる皆様の参考に、そして少しでも希望と励みになれば幸いです。 その日の日記は「リアル日記」として、また今までの軌跡については「回顧」として綴って行きたいと思います。  ご質問やご意見はお気軽にどうぞ。

何とか・・・・。

2010-06-28 23:17:37 | リアル日記
「蜂窩織炎」だろうということで、入院中の旦那。
日に日に抗生剤が効いているのか、熱も下がりつつ、何とか快方に向かっています。


救命センター受診初日6/26↓
患部はパンパン。熱を持っていて触ると超熱い。そして軽く触っただけでもかなり痛がる。



同日19:00頃。
薬を入れてもらい、少し落ち着いた頃。まだ痛みも熱もある。赤みの範囲は少し広がったみたい。



2日目6/27
少し腫れが引いて、痛みも和らいできた様子。



3日目6/28
かなり赤みが引きました。
触っても初日ほど痛がらなくなりました。
本人もベッドから起き上がれるようになりました。





今日は私が病院を出た後に感染内科のT川先生が病室に来てくださったようです。
このまま薬が決まれば、木曜にでも退院するか・・・という話をしたそうです。

金曜日から来週に掛けて、仕事と野暮用が入っている私は「お願い、そうなってぇ~」と祈るのでした。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

2010-06-26 14:33:12 | リアル日記
先生方の見解によると、どうやら旦那の喉の腫れや痛みは「蜂窩織炎/ホウカシキエン」じゃないだろうか??・・・ということ。

ホ・ウ・カ・シ・キ・エ・ン・??
初めて聞く病名。
細菌感染によって起こる皮膚と皮下組織の急性の感染症らしい。

赤く腫れたところに印をつけられた。
ちょうど皮膚移植した箇所、皮膚のつなぎ目のあたり。




これから、ようやく抗生剤の投与開始。
痛みが早く引きますように。

さて、私は一旦、病院を引き上げ、着替えやら何やら・・・。
入院グッズを取りに行きましょう。

原因と治療が見つかり少しホッとしています。

またもや入院です

2010-06-26 12:24:26 | リアル日記
一昨日、あと半年は入院できないって書いたと思ったら、あらら…、結局、入院になってしまいました。

感染症だろうと言うことで、これから感染症内科の先生と外科の先生と今後の処置について、相談です。

CTによると喉の部分に空気の影。この空気のせいで周りが炎症、発熱。

抗生剤で炎症等を散らすか、切開手術をした方がいいか…これから感染症内科のT先生と外科の先生と一緒にようく検討します。


旦那は、今、やっと痛み止めをもらって、注入~。少し楽になったのか、いびきをかいて休んでます。

救急外来です。

2010-06-26 08:26:02 | リアル日記
しばらく快調だった旦那、昨日から首、喉の腫れ、痛みが続いてます。

とうとう我慢できず、休日診療を受けにY市民病院の救急外来に来ました。

ちょうど首の付け根の辺り、鎖骨の間、皮膚移植してる辺りがぼてっと腫れて熱を持っています。
痛みがかなりあるようで、痛み止めカロナールを入れても効きませ~ん

とりあえず、診察待ちです。

医療保険の話-その2-

2010-06-24 00:59:50 | リアル日記
前回、入院しても手術しても医療保険のお陰で、支出は何とかトントンって言う話をしてたんですよね。 参照: http://blog.goo.ne.jp/yappi7470/e/60ebed41d54aaec0319f5bf25ce3264c

そう、最低ラインの保障で十分です。保険がおりている間は・・・。

私達はずっと保険がおりていたので、すっかりずっとおりるのだとばかり思っていたら、大きな落とし穴が・・・。

保険って、原因が同じ病気に対して連続、あるいは分断しても120日間までは保障してくれるということ。
その後、120日間経ったら、一旦保障は打ち切り。そこから180日間入院も何もなければ、また保障が復活!!ということらしい。

なんと、K立がんセンターC病院に約3ヶ月入院した今年の初め。
診断書をもらい、「3か月分だから、かなりの保険がおりてくるなぁ~!!」と苦しんだ旦那をよそに、私1人、狸の皮算用をしていた所・・・。

保障結果通知書が来て、目が点・・・。
「あれ??3日分しか保障が降りてないやん!!どういうこと?」

よくよく読んでみたら、保険対象の120日を過ぎてしまっているらしい。
旦那はこの1年は、抗がん剤治療で毎月入院、そして気管ステント留置術でも入院、そのまま治験で入院・・・・とずっと入院が続いていたからなぁ。

まぁ、今になって思えば仕方ない事だけど、抗がん剤治療終了の宣告を受けてから、次の入院まで、あと少し空けていればよかったのかも・・・・。
まぁ、いろいろと勉強になりました。

もし、ここで「絶対に半年入院しないなんてことはない!(半年中には入院有りでしょう~)」と言い切れるなら、保険をもらえないことがはっきりしているので、保険は解約します。払ってるだけ損です。

我家は微妙~・・・・。(勝手にそう信じていますが・・)
旦那に「次の入院は半年先しかできないから、それまで踏ん張ってね!!」と無理難題を言う私はやっぱり鬼嫁か?