「頸部食道がん」闘病記 (鬼嫁yappiの日記)

夫が「頸部食道癌」になって8年。
苦しい時こそ明るく笑って!・・・奇跡の8
年間を綴っていきたいと思います。

はじめに・・・

夫が「頸部食道癌」と診断され8年。この間に20回にわたる手術・放射線治療・抗がん剤治療とフルコースの治療を行ってきました。残念ながら今の医療で出来ることはここまで。 これを機に今までの歩みを記憶が鮮明なうちに全て残しておこうと思い、このblogを立ち上げました。 また、新たなチャレンジの第一歩として、2010年年明け、「治験」を試みましたが、敢え無く失敗に終わり・・・・。 今は食事も摂れず、胃ろうから栄養剤の注入の毎日です。 そんな私達でも逞しく生きています。 私たちの経験や毎日の生活が、同じように頑張っておられる皆様の参考に、そして少しでも希望と励みになれば幸いです。 その日の日記は「リアル日記」として、また今までの軌跡については「回顧」として綴って行きたいと思います。  ご質問やご意見はお気軽にどうぞ。

お寺へ行ってきました

2012-04-20 01:28:01 | リアル日記
先日、博多へ仕事で行った合間に、お寺さんへ顔を出してきました。

小1時間ほどポッカリ時間が空き、「散歩がてらちょっとご挨拶してこよう~!」と、ふと思い立っての行動。
よくよく考えると、四十九日供養以来・・・です

ちょうど住職さんが、どちらかへお出掛けのようで、玄関でバッタリ。

お供えも何も準備なく突然伺ったお詫びを申し上げると、「いやいや、大丈夫ですよ。仏様にお線香をあげて、手を合わせるだけでいいですよ~。どうぞ参っていらっしゃい。」と言うお言葉。なんだかとっても救われます。

ご本尊に手を合わせ、そして、納骨堂の仏様に手を合わせると、何だか自然と涙がこぼれてきました。
私の中のたくさんの煩悩が浄化されたのでしょうか???

どうもそれ以来、精神的にもスッキリ、元気になった気がするのは、気のせいでしょうか???

帰りにまたまた偶然、住職さんがお戻りになられるところにバッタリ。
今日、私がふと思い立ったのも、やっぱりご縁だったのでしょうねぇ。

「お元気に過ごされていますか?それが一番。何よりです。」
と、とても温かいお言葉を掛けて頂き、じんわりほっこりした気持ちになりました。

お寺に展示されているお言葉やポスター(?)も、一つ一つが今の自分にとっても心に響くものばかり・・・。

思い立って行ってみたけど、すべては必然、必要なことだったんでしょうね。