「頸部食道がん」闘病記 (鬼嫁yappiの日記)

夫が「頸部食道癌」になって8年。
苦しい時こそ明るく笑って!・・・奇跡の8
年間を綴っていきたいと思います。

はじめに・・・

夫が「頸部食道癌」と診断され8年。この間に20回にわたる手術・放射線治療・抗がん剤治療とフルコースの治療を行ってきました。残念ながら今の医療で出来ることはここまで。 これを機に今までの歩みを記憶が鮮明なうちに全て残しておこうと思い、このblogを立ち上げました。 また、新たなチャレンジの第一歩として、2010年年明け、「治験」を試みましたが、敢え無く失敗に終わり・・・・。 今は食事も摂れず、胃ろうから栄養剤の注入の毎日です。 そんな私達でも逞しく生きています。 私たちの経験や毎日の生活が、同じように頑張っておられる皆様の参考に、そして少しでも希望と励みになれば幸いです。 その日の日記は「リアル日記」として、また今までの軌跡については「回顧」として綴って行きたいと思います。  ご質問やご意見はお気軽にどうぞ。

順調に入院中~!

2010-11-28 21:36:03 | リアル日記
先週の木曜から入院した旦那。
私は金曜は仕事、土曜は同窓会・・・と続いたため、しばらく病院へ顔を出せず
今日、ようやく顔を出してきました。

娘も一緒に行ったのですが、12歳以下の子供は病室での面会NGなのです
ということで、病室外のロビーで旦那と娘がべたべた遊んでいる間、私は旦那のベッドの隅で横になって眠らせてもらいました。

1日2回の抗生剤の点滴。
体調は入院前とそんなに変わらないらしい。
咳は少なくなった気がします。

明日、血液検査とレントゲン検査をする予定らしい。
その結果次第では退院の目処もつく見込みです。



最近の旦那は脱毛で目立つと嫌だから・・・って金髪の短髪です。こわっ
「せめて人相だけは温和にね」って、頼んでいるんですが、体調の関係でいつもなかなかの苦い顔・・・。きっとよそ様から見たら、怖いだろうなぁ・・・・

肺炎・・・入院です

2010-11-25 18:17:44 | リアル日記
先週11/18木曜から今日まで1週間ほど留守にしていた鬼嫁。

その間、旦那は?というと・・・・。
11/19(金) CT検査
11/24(水) 診察

結果、旦那やはり肺炎確定~
昨日の夜に旦那から「明日から入院です」ってメールをもらいました。

昨日の診察時に「早速今日から入院しましょう~!」と言われたらしい
だけど、昨日は何の準備もしていないし、車を運転してきたし・・・って事で、やめて、今日から入院しました。

入院して、点滴で強い薬を入れたほうが治りが早いということ。
1週間ほどのつもりにしていますが・・・・。
さて・・・どうなるでしょうか???










火曜の治療中止!!

2010-11-16 19:18:59 | リアル日記
不調が続いている旦那、先週末はずっと寝たきり、月曜は体がだるく、動くことが出来ず会社を休みました。

火曜は週に1回の抗がん剤治療の日。
「午前中会社に行ってから、午後は病院へ行く。」と言っていたけど、やっぱり体が動かないみたい・・・。

急遽休む事に・・・。

でも病院には行くって言うから、これまた、鬼嫁焦る
「ちょっとちょっと、そんなんじゃ、電車にも乗れないでしょうが!!」
仕方ないので、朝一の仕事だけやって、その後はスタッフにお願いし急遽代行
私も一緒に車で病院まで行く事にしました。

病院へ着くと、いつもの治療日のように、まずは採血。
診察が始まり、先週末から発熱、調子が悪い事を伝えると、「肺炎じゃないか調べましょう~」と言うことで、レントゲンを撮ることに。
またまたレントゲンの結果を見ながら診察。
特に肺炎の心配はなさそう。

血液検査では、炎症反応が出ているため、抗生剤を変更してしばらく様子を見る事に。
風邪かもよ~とも言われる。
結局その日の治療はなし。

またまた今日、11/19金曜日には治療効果を見るためのCT検査。
そして、その診察に来週水曜にも病院行きとなりました・・・・

鬼嫁、明日から1週間ほど留守にしますが、旦那、大丈夫でしょうか・・・・
帰るまで、頑張っといてね

調子悪し・・・・

2010-11-14 23:31:12 | リアル日記
旦那は先週から、ちょっと調子悪そう
先週は熱が出て咳もひどく、風邪引いたかなぁ・・・と思っていたけど、どうやら、気管内に肉芽がはびこってきたのかも・・・

ゲホゲホ咳が続きます。
なかなか痰も切れずに苦しそうです。
ちょっと動くと苦しいようで、この週末はずっと横になって休んでいました。

先週の火曜に抗がん剤治療。
翌日の水曜には「呼吸音がちょっとマシになった。やっぱり薬が効きようとかいな?」なんて、話したんだけどな。
その後から、体調は急変です。

明日は月曜。
またまたSt.M病院のDr.Mに電話入れてみよう
先生いらっしゃるかなぁ・・・。

それにしても鬼嫁、今週末から1週間、大事な仕事で家を留守にするんだけど・・・・
旦那、戻ってくるまで頑張れぇ


1回目の術後・・・・

2010-11-12 22:46:03 | 回顧
2003年11月7日 
人生で初の手術体験。
13時間の大手術。
3日間のICU入り。



激動の数日間が経過、ようやく病棟に戻ってきた旦那。
病棟といってもまだ、ナースステーションの脇。
まだまだ、要注意人物です

意識が戻った旦那は、自分の体が思うように動かない事に、戸惑いと焦りを感じていたみたい。

まずは、喉に孔が空いているので、喋ろうとしても声が出ない・・・

まだ、尿管も入っているので動けない・・・

痰が絡んでも、喉に孔が空いているので、自分ではまだ出せない
(そのうちコツをつかめば、自分で出せるようになるんですが・・・・)
特にこの痰の吸引がつらいみたい。
痰を出したくなったら、ナースコールをして、看護師さんにカテーテルを使って吸引してもらいます。
喉の穴からカテーテルを挿入して吸引。
この時は、体を反り返して我慢してます。


喫煙者は痰がひどく出て、やっぱり苦しむ人が多いのだそう。看護師さんが教えてくれました。
旦那は若い頃から、病気になるまで約20年くらい喫煙していました。
(ちょっと年数が合いませんが・・・)
仕事のストレスもあってか、結構ヘビースモーカーだったような・・・・。
それも祟っているんでしょう・・・


おまけに咳したらまだまだ体中の傷口が痛い・・・。
意識がはっきりしてから、しばらく苦しんでました。

私も始めてのことで、どうしたらよいのかわからず、オロオロしてたような気がします。