平成２０年２月１０日（日）

思わぬ贈り物に感謝し合掌

《旧暦1月4日》

※まぶしかった夕日は横浜へ向かう途中に絵のような光景となりました

★末廣亭の高座はやっぱりヤツガレの出番だった、ヤツガレが顔を出す
と下座の師匠たちは笑い出したよ、笑う訳だカバンを持ち帰り、翌日ま
たそのカバンを持って楽屋入りしたからでしょう(笑)。散歩だったと諦
めることにしましたよ。前座さんがワリをくれた、ヤツガレの後の出番
だった扇治さんが、ヤツガレは普通の代演じゃなくて南喬さんの代演は
扱いが特別なのでワリを出しているかも知れないと推察してくれた。
そうかもしれない、これから先は代演でワリはよこさない可能性が大だ
と思う、そうそうシステムが変わる訳がない、様子を見ることにする。

★久し振りに「東北弁・金明竹」を演って、今度こそ千秋楽なのでカバ
ンを持って帰宅、到着したのが午後３時５０分だった。とにかく空腹だ
、朝飯を食ってから昼食は取っていない、自宅の冷蔵庫にあった小さい
いなり寿司２個と、８枚切りの食パンを１枚トーストにして食うことに
した、マーガリンをぬった上に枇杷ハチミツを付けて食すとバカウマな
んだ、マジに枇杷のハチミツは香りが良くていい感じのハチミツだよ♪
＜香川県高松市中山町：中田養蜂場の枇杷ハチミツ＞

★４時半に出発することが出来た、車のカーナビに横浜市北部斎場の電
話番号を入力すると行程を表示する、ヤツガレは当然、東名高速の横浜
町田インターで下りると思ったら、首都高横羽線で行くように表示して
いるんだよ、どうもヤツガレと愛車のカーナビのカナエちゃんとは意見
が合わない、≪自宅へ帰る≫を選ぶと日光街道とか水戸街道という間違
いなく混雑するような道を選ぶんだよ（怒）！ヤツガレはカナエちゃん
の指示する道が気に入らないんだッ！実際に走行するとヤツガレが選ん
だ道の方が空いているし早く着くんだよなぁ、今回は初めての場所で時
間に余裕があるのでカナエちゃんの言うとおりに走行することにした。

★日曜日の首都高速道路はガラガラだった、羽田方面に出る道路はまと
もに西日が射してまぶしくて運転しにくいのなんのって頭に来たよ。
車が羽田を過ぎる頃は日差しが真正面でなくなり右側から日没が見える
ようになってきた。あれ？美しい眺めだよ、まぶしい太陽も日暮れとも
なると色合いがなんともいえない良い感じになる。カンバスの左側では
日が沈み、右側には霊峰富士の山がシルエットとしてヤツガレの目に飛
び込んできた、カナエちゃんは偉いッ！この道を指定したカナエちゃん
を褒めてやりたくなったが、しかし、違うよ、この一幅の絵のような夕
日と富士山をプレゼントしてくれたのは三遊亭歌雀くんかもしれない、
ガラッパチの歌ち栗(歌雀さんの前座名)め粋なことをするジャン、せっ
かくのプレゼントだからこの絵は心に刻み込むよ、ありがとう(^_^)

★６時前に横浜市北部斎場へ到着することができた、途中の交通状況は
日曜日だけに空いていて順調だった。ところが目的地付近に来たのは良
いけれどカナエちゃんは「目的地付近です」を繰り返すだけで‥‥、入
り口が良く分からないんだよ＼(`o'") こら-っ！ゴールのマークを表示
して道が無いんだよ、外はすっかり暗くなって標識もなにも良く見えな
い状態だ、そろりと車を走らせると左側に暗くて寂しいトンネルが見え
てきた、ヤツガレは何となくゾ～っとして来て、もしかしてこの先に斎
場が在るのではないかという霊感が働いたのだよ、その霊感はズバリ的
中した。トンネルの先はまさに斎場で無機質な冷たい区域だ、温もりが
ないのは利用目的が斎場だから仕方ないか、駐車場のそこここに雪が沢
山残っている、マジに寒々とした場所だった。

★横一列に仕切られた斎場の一番左に歌雀さんの葬儀会場があって入り
口に漫才の大瀬うたじさんと歌雀さんの後輩のあし歌さんが立っていた
ので何となくホッとしたよ。既に馬風会長、小里んさんたちが来ていて
屋外の喫煙所でタバコを吸っていた、寒い思いをしながらタバコを吸う
のも大変だ、ヤツガレの姿を見た馬風会長は「まこちゃんご苦労さんッ
！」ってんで声を掛けてくれた。「どうだ？すぐ分かったか？」と聞く
のでちょっと分かりにくい場所ですと答えると、馬風会長は複雑な表情
でこの斎場周辺を何回もグルグル回ったことを話してくれた、いよいよ
分からずコンビニで場所を聞いてやっと分かったそうだ、馬風会長には
ヤツガレのような霊感が無いんだね(笑)。

★焼香を済まして「お清め所」でマジックの美智姉さんから面白い話を
聞いた。長津田駅はタクシーが少なくて困った、美智姉ちゃんが仲間と
一緒にタクシーに乗ろうとしたら、黒服を着た初老の男性が後に立って
いたそうで‥‥「もしかしてご葬儀へ行くんですか？私達は北部斎場へ
行きますが、よろしかったら一緒にお乗りになりません？」と、親切に
声掛けをした、その初老の男性はマジに喜んだそうだ。
斎場へ着いた途端「あれ？ここじゃない、橋本の方の斎場かな‥‥」っ
てんで北部斎場へ来てから自分の行き先に気付いたってんだけど、これ
って面白過ぎるよ(笑)、事実は小説よりも奇なりとはこのことなりッ！

★橋下大阪府知事が大阪のＮＨＫと揉めている、オフレコじゃなくてオ
ンレコでＮＨＫを批判している姿にヤツガレは危惧をしている、この人
は短慮なところがあって、自分の正しいと思うことを貫こうとしている
とのだろうが、剛直とは言いがたい、喧嘩をするのであればもっと男ら
しくやってもらいたい、この手のことで愚図愚図言っているようじゃ、
これから先の難問解決なんて到底出来そうにないと思われても仕方ない
と思う、心配だよなぁ(´・ω・`)
＜橋下府知事“遅刻発言”ＮＨＫに絶縁状＞
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/02/10/01.html
＜橋下知事、ＮＨＫの要請にキレて「絶縁」＞
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20080210-319156.html
＜ＮＨＫ、橋下知事と「話し合い予定なし」＞
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20080211-319568.html

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