小袁治の本名は関根誠と申します。
家族より『マック』と呼ばれています。
コメントはエッチ系対策で時間差有り。
日刊マックニュース
平成18年1月31日(火)
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一月の締めくくりは新年会でした♪
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《旧暦1月3日》
★余一の日は新年会でありました(^_^)
余一(よいち)とは寄席の興行は10日間
で区切り、上席(かみせき)中席(なか
せき)下席(しもせき)と、30日間の
興行となります。31日が余りの一日で
あるところから余一と称して寄席は休
みにしたり特別興行を打つことになっ
ている。噺家が徒党を組んで何事かを
するときには好都合の日でもある。
亡くなった志ん朝師匠のコンペは必ず
余一にやっていた。大人数のコンペは
寄席に迷惑をかけるからという志ん朝
師匠の配慮であった。
今回はヤツガレには予定がなかったの
で新年会へ喜んで出席した。
昨年の新年会も出席させて頂いた葛飾
区の東金町一丁目西町会と金町銀座商
店街の新年会である、会場は東金町の
寿司割烹「和可奈」さんの大宴会場。
珍しいんだよォ新年会で裏を返すなん
てぇのは滅多にないことなんだ!
★「紀州」をまともに演ってからバレ
話を披露してお開きにしたが、宴会に
なってからお客さんに「今年は字のク
イズはやらないんですか?」と聞かれ
てビックリした(@_@;)
そうか、去年は色々なことをやったん
だ‥‥、今回は昨年に比べるとサービ
スが悪いと思われても仕方ないな…。
字のクイズというのはヤツガレの仲間
が良くやる字の駄洒落遊びのこと。
酒へんに鳥鳥鳥で→サントリーウイス
キーなんてぇ下らない事をやっている。
酒席だと噺を聞いてもらえないからこ
の手を用いるのだが…、噺家はみんな
これをやるのでかち合うことがある、
『この間の宴会で噺家さんが同じこと
をやってましたよ』と、いわれて困
ったことがあるらしい(笑)。ヤツガ
レは滅多にやらないのだが、去年はこ
こでやったのか‥‥。
★来賓で平沢勝栄代議士が来た、大層
忙しいようで方々の催しを済まして、
やや落着いて食事をする予定だったよ
うだ。地域の有力者とか区役所の部長
たちと余裕を持って話をしていたので、
ヤツガレも代議士と少々会話を交わし
た。噺家の披露目に出たことがあるが
名前が出てこないんだね(笑)、どう
やら芸術協会の真打披露に出席したん
だね、名刺交換をして数秒でちゃんと
『小袁治さん』と声を出して会話を交
わすんだよ、大したもんだ (^ム^)
★平沢代議士が挨拶で『ホリエモンさ
んがまさか葛飾区へ来るとは思いませ
んでした』と言い、ホリエモンのため
にTVタックルの番組がつぶれたと愚
痴をこぼしていた(笑)。面白がって
マスコミは色々なことをいうがいい加
減な放送もあるというんだ、東京拘置
所は暖房が無いというのは嘘だという、
冷暖房完備なのだそうだ『嘘だと思う
なら一遍、入って御覧なさいッ!』だ
って、なかなかこの先生面白い(^ム^)
記念写真をパチリと撮ったが、タイミング
が悪かったなぁ二人とも聡明さに欠けた与
太郎面になっちゃったよ( ^,_ゝ^)プッ
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京成:柴又駅です、夜は寂しいかな?
★「男はつらいよ」でお馴染の帝釈天
の最寄り駅である京成電鉄「柴又」の
看板だ。寅さんが利用した電車とここ
の駅を映画で見るたびにえも言われぬ
懐かしさに襲われるんだ。京成電車は
おしゃれでもなんでもない電車で、イ
メージとしてあるのは千葉のかつぎ屋
のおばちゃん達がたくさん乗ってくる
電車という感じかな。いまはどうだか
わからないが…、行商専用車両という
のがあっておばちゃん達が専用で乗車
した車両へTBSラジオの土居まさる
さんの番組の取材で乗ったことがあっ
た。乗車してわかったことは、千葉の
おばちゃんたちの屈託ない会話と荷物
のにおいに理解のない人からクレーム
がついても無理もないかなァ~という
ことだ。車内で物々交換をしている、
売り物ではないかと思われる品物をパ
クパク食い始めてヤツガレに勧めてく
れた(笑)、良い人ばかりだよなぁ。
★柴又の駅界隈は帝釈天の門前町なん
だ、映画で有名になった功罪があるら
しい、ぞろぞろ歩く観光客は民家でも
何でも覗き込むらしい、立ち小便をす
る輩には閉口した、しかし、最近はそ
れ程賑やかじゃないので平穏らしい。
渥美清さんの逝去以来クールダウンし
ているようだ。
実は、この柴又界隈は高級住宅街なの
であるッ!マジで立派な住宅とか邸宅
が沢山にあってこの地に代議士の平沢
勝栄先生が居を構えているんだ。
柴又駅は極めて庶民的な駅だが…、高
級住宅街の人々の利用する乗り物は高
級外車でありますよ。電車は乗ってい
ないよ。知らなかった?
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平成18年1月30日(月)
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圓朝まつり実行委員会活動の開始!
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《旧暦1月2日》
★「圓朝まつり」の実行委員長として
正式に活動を開始することになった。
2月23日に圓朝まつりの説明&決起
総会をすることになっている。
その日にまごつかないように今年の基
本方針を決めさせてもらった。
圓朝まつりに係わり合いになって今年
が3年目になる。副委員長を2年やっ
たので放免してくれるかと思ったら、
今度は委員長とは…、ちょいと荷が重
過ぎるよ、責任重大だもんなぁ(~_~;)
★昨年の圓朝まつりは前日のテレビ東
京の「アド街」がオンエアーされたの
でてんてこ舞いだった(@_@;)
テレビの影響は絶大で落語にあまり興
味のないようなお客さんまでが大挙し
てやって来た感じだったなァ。
あまりに大勢なので入場が出来ず谷中
三崎坂は長蛇の列ができ、全生庵の境
内はすし詰め状態だ、想定外だよッ!
★今年はテレビの放送が無いと思うか
ら、4千人を想定にして実施するつも
りだ。噺家との楽しいふれあいのイベ
ントにしたい(^O^)/
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平成18年1月29日(日)
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黒門亭は大入りでございました(^_^)
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《旧暦1月1日》
★年賀状がヤツガレのところへやって
来た。和紙の凝った年賀状で全て手書
きなんだ、これはヤツガレの友人であ
る歌手のさとう宗幸さんからのもの♪
宗さんありがとうッ!(^-^)!
★落語協会の事務局2階で行なわれて
いる「黒門亭」の2日目もいっぱいの
お客様でありました、本当にお客様あ
りがとうございます。
黒門亭番組
1、饅頭怖い 柳 家 さん作
1、鈴振り 台 所 鬼 〆
1、代 脈 林 家 鉄 平
1、芝 浜 橘 家 円 平
仲入り
1、笠 碁 柳 家 小袁治
★我々は楽屋入りする前に下駄箱を見
てみるんだ、靴の数がお客様の人数だ
からね、この下駄箱の奥にもうひとつ
下駄箱があってそれを見ると婦人物の
履物が沢山あった、ブーツもあるんで
すよ若い婦人も居るぞッ( ^,_ゝ^)
鬼〆くんの「鈴振り」は大胆不敵のネ
タだなァ、なにも黒門亭で演る噺じゃ
ないよいわゆるバレ話は勉強の対象に
はならない。如何奈最中を贈呈だッ!
★早めに楽屋入りして、紋付を着てス
タンバイしたが‥‥、待ち時間が永い
ので少々くたびれちゃった(@_@;)
楽屋での待ち時間は30分が適切だ、
結局、着物を着て約一時間待ったこと
になる。大失敗だったなぁ。
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平成18年1月28日(土)
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黒門亭は大入りでございました(^_^)
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《旧暦12月29日》
★1月28日は旧暦だと大晦日にあた
るらしい、盛んにTBSラジオで永六
輔さんが旧暦の大晦日を強調していた。
今日は「黒門亭」の昼主任(トリ)の予
定なので、噺の選択をしようと思った
が、前方で何が出るか分からないので
漠然といくつが頭で稽古をして行く。
楽屋入りする全員が揃っていてそれぞ
れ自分の得意ネタを演っていた。
多分、得意ネタだと思うが…(@_@;)
★久し振りに円平師匠と楽屋であった。
円平師匠とは前回も黒門亭の楽屋でお
目にかかっている。色々と楽屋話をし
ているうちに最近の若手噺家のことを
良く知らないことが判明した(^_^;)
林家らぶ平くんが根岸の一門から出入
り止めになったことを知らなかった。
円平師匠は先代橘家圓蔵の弟子だから
そいこら辺はご存知かと思ったら、そ
うではなかった。
もっとも、円平師匠はそれどころじゃ
なかった筈だ、お内儀の松旭斉菊代先
生が脳卒中で体調を崩していたんだ。
養生の甲斐あって、現在は材料さえあ
れば料理でも何でも出来るようになっ
ているという。週3回のリハビリも順
調だそうだ、ご亭主の円平師匠もお内
儀さんの体調が良いせいか明るい♪
★ネタは迷った挙句に「夢の酒」にし
た。黒門町の師匠のネタだもんねぇ。
教わった小満ん兄さんとしみじみ話し
合ったことがある。噺家はどのように
齢(よわい)を重ねて良い爺さんになれ
るか考だ、先ず健康であること、そし
て呆けないことが肝心。老いとか老け
たイメージは負のイメージであり、老
けていても清潔で綺麗であれば好感が
持てるのではないか?と、真剣に話し
合った。ふふふ‥‥、今から20年も
前の話だったけど(笑)、そろそろそ
の年代へ近づいてきたよ(@_@;)
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