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平成19年2月26日(月)



寄席というものは流れがあることに気が付く


《旧暦1月9日》

※二月下席の昼夜の出番はこの通りであります

★ヤツガレの朝は早い、目覚めが6時前で布団から出ずにテレビを見な
がら7時半頃まで横になっている。圓楽師匠が引退をするというニュー
スで大騒ぎだ(^^ゞ 正直言って朝から大騒ぎするようなニュースかな?
引退、引退と大騒ぎをしているが何をもって引退と定義付けているのか
ヤツガレには理解できない。国立演芸場での「芝浜」が思うように出来
なかった、自分自身で歯痒い思いをして、その後すぐに記者会見をして
引退となったのだろうか?現場に居なかったからその辺は分からないが
ニュースを見ていると圓楽師匠と弟子の会話ということで画面に会話の
文字が出ていた「まだ、出きるじゃない?」という言葉が弟子としてあ
ったが、ありゃ元東京放送のディレクターの圓楽師匠と昵懇の演芸評論
家だった、弟子が師匠にあんなタメグチを言うわけがない、これは明ら
かな捏造かね(笑)。

★テレビの映像は我々噺家が一番見られたくない場面を繰り返し映して
いた、マスコミは残酷だよ傷口に塩を塗るようなもんだゼ( ̄Д ̄;)
酷いねぇ、コメンテーターのいたわりの言葉と実際に映し出す映像のギ
ャップに嫌気がさした、朝っぱらから不愉快にさせやがってヽ(`Д´)ノ
日刊スポーツの記事が一番分かり易い、第一線から退くということだ。
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070226-162185.html
思うように噺が出来ないということだから出来ればまた高座で噺をする
ことになる。実は昔から圓楽師匠は歯で悩んでいたそうだ。入歯の調子
が悪く困り果てているとお弟子さんから漏れ聞いたことがある(^_^;)

故・柳家小せん師匠が暫らく寄席を休んだ時期があった。理由は入歯の不具合だった、
総入歯にする為に残っていた数少ない歯を抜いて歯型を取って入歯をこさえたら合わな
かった(^_^;)抜歯した後、歯茎は変化するそうだ。何度も作り直して3ヶ月以上も寄席
を休んでしまった。

★圓楽師匠は週に3回透析をしていると昨年の平成18年4月28日の
大沢悠里さんの番組で話してくれた。
http://blog.goo.ne.jp/yanagiyakoenji/e/783434079b89dd0aac4c0fda93566ef1
朝から半日かけて透析は大変だと思うが、良い入歯をこさえてもらって
本格の古典落語にこだわらずに随筆風の高座をお願いしたい。
圓楽師匠と居ると、色々な面白い話をしてくれる、その知識の豊富さに
驚くほどだ、このままじゃ駄目ですヨ、圓楽師匠ッ!

意外に夜席にお客様が居る\(^o^)/

★ありがたいことに夜席でもお客様が結構、居るんだ信じられない位、
お客様が来ていただいているので嬉しくなる。本日、楽屋で妙なことに
気が付いた(^^ゞ 寄席の番組には独特の流れがあること、そしてその流
れは楽屋では気が付かないこと、流れを感じているのはお客様であり楽
屋は往々にして分からない傾向にある。実は、昨日まで満員のお客様に
ヤツガレの前に出演していた伯楽師匠が一席が済んでサゲを行った後、
自分の上梓した本の宣伝をしていた。それを本日はPRをしなかった。
そしたらお客様の反応が違うんだよッ!良い感じのお客様だ\(^o^)/
う~ん、落語の世界に居るお客様を現実の世界に引き戻すようなことは
やっぱりしない方が良いのかもしれない(笑)。とても良い状態でヤツ
ガレは「明烏」をみっちり演らせてもらう一体感のある高座であった♪

あと27日、28日の2日しきゃないのか‥‥、何をしようか「笠碁」
とか演りたいのだが、状況を見なければ駄目だもんね。

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