岐阜 柳ケ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」公式ブログ

山口敏太郎プロデュース!岐阜市・柳ケ瀬商店街にて開催されるお化け屋敷「恐怖の細道」の公式ブログです。

やながもんの唄~「岐阜柳ヶ瀬 恐怖の夏祭り」開催にあたって~

2017-07-20 18:50:53 | 日記

 一年ぶりのご無沙汰です。柳ヶ瀬お化け屋敷製作委員会「やながもん」の代表を務めております、吉村です。まず冒頭に代表として、この夏の岐阜柳ヶ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」休催をお詫びさせていただきたい。

「ごめんなさい。諸事情により本年のお化け屋敷をお休みさせていただきます」

 

 夏の柳ヶ瀬のお化け屋敷を楽しみにしていただいている市民の皆様、特に子どもたちには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいであります。私たち、柳ヶ瀬お化け屋敷製作委員会「やながもん」は、岐阜・柳ヶ瀬の町おこしを目的として結成された有志団体です。それぞれが自分の仕事を持つ者たちの集まりであり、イベント開催や、お化け屋敷の運営を本業にしている者ではありません。
 そうした中、それぞれのメンバーが抱えている事情、あるいは会場との交渉の不調といった諸事情が重なり、残念ながら本年は「休催」という選択をさせていただくことになりました。どうかご理解いただきたいと存じます。ただ、今回はあくまで「休催」であり、これで「恐怖の細道」の物語が終わったわけではありません。来年以降の復活開催を目指して活動を継続していく所存であります。

 決断をしたのは5月の末のことでした。休催の決断から数日後のある日、とあるラーメン屋のカウンターで一人ビールを飲んでいると、隣の若いカップルの会話が聴こえてきました。

「ねぇ、柳ヶ瀬のお化け屋敷に行ったことある?私は去年やっと行けたんやてぇ~メッチャ怖かったけど・・・なんやろう?メッチャ楽しかったわ・・・今年もあるんかなぁ~?」

 ・・・私は思わず「お~やる!やったる!待っとれ!!」と口走りそうになりましたが、そこはグッと堪えました。私自身、お化け屋敷への情熱は今も変わることなく燃え続けています。それだけに、今回決めた「休催」という判断はとても悔しく、重いもの。
 されど、このアミューズメントが消えた街に対して、この何年かで果たした役割と、責任を改めて感じた瞬間でありました。

 私は、あのキラキラした目で今年の夏を待っていてくれる子どもたちや市民の方々に岐阜、柳ヶ瀬ならではアミューズメントを何らかの形で届けたいと思いました。

 そこで辿り着いた答えが、神社で行う肝試しを軸とした夏祭りでありました。

 話は少しずれてしまいますが、昭和39年生まれの私が小学生だった頃の日常はだいたいこんな感じでした。

朝起きて6:30からのラジオ体操に行く
         ↓
そのまま友だちと遊んでから8:00に朝ごはんを食べる
         ↓
夏休みニコニコ大行進だったか?妖怪人間ベム、黄金バットとか、マッハGOGOが放映されているアニメ特集を昼まで観る
         ↓
昼ごはんを食べてから、学校のプールに行く
         ↓
ひと休みしてから近所の神社で晩ごはんの時間まで遊ぶ

 神社は格好のかくれんぼスポットでありましたし、鬼ごっこや花火ができる素敵な場所でありました。そんな少年時代の記憶を辿っていくと・・・神社で肝試しをした記憶が蘇ってきました。町内の大人たちが設営してくれて夜の神社を懐中電灯をもって恐る恐る進む、怖い・・ドキドキする・・・楽しい・・・なんとも複雑な特別な体験であったのです。
 その後はみんなで花火をしたり、スイカを食べたり、ジュースを飲んだり。肝試しの後の開放感もあって、とても楽しかった少年時代の思い出が私の心に残っております。
 私は、おそらく多くの昭和の少年たちが体験したであろうこの体験をこの夏に多くの平成の時代に生きる少年少女や市民の皆さんに楽しんでいただきたく、2日間限定の「岐阜柳ヶ瀬 恐怖の夏祭り」を企画させていただきました。


コンセプトは「怖くて楽しい夏祭り」。

 これまで開催してまいりました「恐怖の細道」のノウハウを活かした肝試しをはじめ、メイク体験ブースや音楽イベント、フラッシュモブなど楽しんでいただける企画を数多く用意しております。もちろん、口裂け女たちも登場します。

 また、この夏祭りの肝試しはより多くの人に体験していただきたいという思いから無料で行わせていただく事にさせていただきました、さらに金公園での縁日においてはJAぎふさんの好意によって、ぎふ産の農産物(すいか、枝豆、とうもろこし等)の素晴らしさを多くの皆様に味わっていただきたいとの思いからJAぎふ農産物無料配布のコーナーを設けさせていただく予定であります。

 今回の会場になります金(こがね)神社はその歴史を成務天皇の御代(西暦135年)にさかのぼり、長く美濃、岐阜、柳ヶ瀬の歴史を見守り続けた歴史の深い御神徳あらたかな神として、”こがねさん“という呼び名で地域に親しまれている神社であります。私たちは、この機会に金神社のみならず神社が地域に果たした役割や存在を広く知っていただき親しんでいただく機会になればと願っております。

 たった2日ではありますが、長く皆様の記憶に残る楽しい夏祭りになるように、私たちやながもんはこの夏も魂焦がして頑張っていきます!

どうか、多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。

                              やながもん

                              代表 吉村 輝昭

 


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