山崎元の「会社と社会の歩き方」

獨協大学経済学部特任教授の山崎元です。このブログは私が担当する「会社と社会の歩き方」の資料と補足を提供します。

【4月8日】 山崎元の自己紹介

2010-04-08 00:50:19 | 講義資料
 はじめまして。山崎元です。
 第1回目の講義では、履修に関するガイダンス(講義の予定概要と試験の方法や単位の認定方針など)を行うとともに、今後の内容のベースになる講師の職歴について、少々詳細な自己紹介を行います。

 添付の図(クリックで拡大)は、私の転職年表です。私はこれまでに、金融関係の職を中心に12回転職を経験していますが、この表は、職歴と共に、転職のパターン、主な勤務先での年収の変化などを要約したものです。
 尚、講義ではもう少し詳しく説明する積もりですが、年収に関しては、過去約15年くらい、主勤務先の収入とその他の収入を合わせた水準は、そう大きくは変わっていません。
 有り体に言って、私はお金持ちでも貧乏でもありません。

 以下、転職年表の補足説明です。

① 前期の転職(~住友信)は「仕事を覚えるため」、中期の転職(シュローダー~明治生)は「より良い仕事の場を得るため」、後期(UFJ総~)は「自由度を拡大するため」に転職した。

② 知識の使い方や対象顧客は変えているが、一貫して、資産運用関係の知識とスキルを自分の主たる商品にしてきたように思っている。

③ 経済的には大きな「引っ越し的コスト」(職探しの時間、年金・退職金・ボーナスなどの損、新しい職場への適応努力)があったが、一方で、収入の増加、知識・スキルの増加(転職後は概して一所懸命勉強する)などが、結果的にコストを補った(大いに得!というほどではない)。本人としては、いろいろな職場を経験できて面白かった分、得をした、という程度に考えている。

④ 一言で言って、転職は ‘山崎元商店’の「主要取引先の変更」だと本人は理解している。

 振り返ってみて、人生は、こと仕事の問題だけを考えても、思った通りには行かないものです。とはいえ、転職の中には失敗もありましたが、「まあ、何とかなる」というのも実感です。
 後者に関しては「やる気と健康があれば、就職・転職の失敗くらいなら、何とかリカバーできる」と言い換えておきましょう。

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