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ラーメン食べたい 番外編(ホノルル パリ)🙂😐😐悠然たる気持ちで愉しみたいピンキリの海外日本食

2020-09-22 08:00:00 | グルメ

 ❖ らーめん山頭火  2013(平成25)年オープンの「らーめん山頭火 ハワイ ホノルル カヘカ店」は、「Ala Moana Center(アラモアナ センター)」から徒歩約10分、「801 Kaheka Street Honolulu, HI」で、「DonQuijote Honolulu(ドンキホーテ ホノルル)」に隣接する「Kaheka St(カヘカ ストリート)」ロードサイドのラーメンショップだ。
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「らーめん山頭火/HOKKAIDO RAMEN SANTOUKA」は、1988(昭和63)年3月10日に「北海道旭川市」で、「しおらーめん」のみで創業、俳人「種田山頭火(たねだ さんとうか)」に由来するその店名に、開業日の音が重ねられているという。
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国内・海外すべての店舗で一から手作りしているという豚骨スープに、赤味噌を加えての「Miso ramen/Soybean paste flavor/みそらーめん」は、海外でありがちな「なんちゃってラーメン」ではなく、日本国内と全く遜色のないラーメンが、ご当地としては手頃な価格で提供される。鰹風味の「Hiyashi/Chilled chinese noodles/冷やし中華」は、なめらかでひきしまった淡麗な麺が美味しく、食感がよくの美味しい「Gyoza/Fried dumpling/餃子」とともにおすすめだ。
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店舗は、国内が「北海道」6店「東北」2店「関東」5店「沖縄」1店、海外が「アメリカ」14店「カナダ」5店「香港」2店「台湾」4店「フィリピン」16店「マレーシア」1店「シンガポール」2店「タイ」2店で、売上高の8割を海外が占めるというが、今も昔も一貫して「最後の一滴まで美味しく飲める」スープ、「家族に食べさせたい」「美味しくて体にやさしいらーめん」を提供したいと、「親が子に食べさせる料理のように手間と愛情を惜しみなく注」ぎ、「適塩を心がけ、素材の旨みを最大限に引き出し」ているという。
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定休日はなく、営業時間は11:00~23:00だ。


 ❖ えぞ菊  「新宿区西早稲田」に本店があった「えぞ菊」が、ハワイに進出したのは1974(昭和49)年で、ローカルに根付いた老舗ラーメン店は、我々旅行者にとって、ハワイでラーメンといえば「EZOGIKU Japanese Ramen/えぞ菊」で、良心的な価格設定も魅力だった。
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1968(昭和43)年に開業した本店から、自家製味噌ダレを空輸し、スープは時間をかけて丁寧に熟成させ、中太麺の「味噌ラーメン」を提供していたという。ハワイアンナイズされてのややおおまかな調理で、かえってハワイにある自分を強く感じたことも思い出だ。また、ビールを「飲みたければ、自分で持ち込んで…!」と言われた衝撃も忘れられない。
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本店が2012(平成24)年に閉店し、「早稲田通り戸塚店」「御徒町店」の2店の営業となり、ワイキキでも「RAMEN EZOGIKU Waikiki Kalakaua Branch/カラカウア通り店」が2016(平成28)年に閉店し、「RAMEN EZOGIKU Waikiki Royal Hawaiian S.C. Branch/ロイヤル ハワイアン ショッピング センター店」も移転のため2018(平成30)年に閉店となって、現在は「RAMEN EZOGIKU Pearl City Branch/パールシティ店」1店となっている。
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2020(令和2)年にオープンの最新フードコート「Royal Hawaiian Dining Plaza/ロイヤル ハワイアン ダイニング プラザ」内での開店が決まっているという情報がある。渡ハしたら訪問して、「EZOGIKU RAMEN」を楽しみたい。



 ❖ ごま亭ラーメン  「ケネス シウ」さんがオーナーで、オアフ島内に5店舗を展開するという「Goma Tei Ramen IMP/ごま亭ラーメン」は、新装なった「International Market Place/インターナショナル マーケット プレイス」3階にも出店するラーメン中心のショップだ。
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看板メニューはごまベースの「担々麵」だというが、ラーメンや冷麺のほか、カレーや一品物など用意される品数は多い。食事の盛り付けは整い、ご飯も美味しく炊き上がって提供されるが、調味でのもの足りなさを感じるのは残念だ。割高なワイキキのレストランの中で、手頃な価格が設定されていること、店舗の新しさでは選ぶ理由になるかも知れない。
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営業時間は10:30~22:00で、日曜も営業するという。


 ❖ 金太郎  「24 Rue Saint-Augustin, 75002 Paris,」の「Kintaro/金太郎」は、Métro Ligne ③「Quatre-Septembre駅」から徒歩約2分、アジア系料理店が多いエリアで、「Hôtel Ile de France Opéra」に隣接し、価格設定が良心的な日本食レストランだ。
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パリで生まれ育ったというオーナー「吉川健」さんが、1990(平成2)年創業のラーメン店を、2012(平成24)年に買い取り、店名もメニューも引き継いだという。2017(平成29)年に全面リニューアルした店内は、広く明るく利用しやすいテーブルが配置されているが、ここで提供される料理を、日本基準ではかることは出来ない。あくまでも、パリで日本食メニューを愉しんだという悠然たる気持ちで、飲食することが肝心なのだろう。
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「散蓮華/蓮華(れんげ)」を知らないスタッフがつくる「味噌らーめん」は、言うなら「なんちゃってラーメン」で、深茹でされコシを失った煮込みの「冷や麦」に近い食感だ。スープはその濃さが味噌汁に近く、甘くてキレがない。「薬味ねぎ」(刻みねぎ)も水に晒してないのか、ねぎの辛みが際立っていた。あくまでも「パリで日本食メニューを愉しんだ」という決着にすることなのだ。
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隣の席でパリジェンヌが二人、慣れない箸を一所懸命に使い「味噌ラーメン」を食べているのを見て、「なんちゃって」ではない「味噌ラーメン」を食べさせてあげたいと思った場面を、今でも忘れることが出来ない。
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無休で、営業時間は11:30~22:30だという。

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