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中央アルプス😐😐😐里の雨は山の雪

2021-10-23 13:00:00 | 四季
里の雨は、山の雪。紅葉がようやく兆し始めた里に降る雨は、また山の冬便りとなって里にその姿を見せてくれる。


 ❖ 木曽山脈(中央アルプス) 
長野県の木曽谷と伊那谷を眼下に南北に連なる山脈で、「飛驒山脈(北アルプス)」「赤石山脈(南アルプス)」とともに日本アルプスと呼ばれる。最高峰は「木曽駒ヶ岳」(標高2,956メートル)で、2020(令和2)年3月27日「中央アルプス国定公園」に指定されたが、「飛驒山脈(北アルプス)」は1934年(昭和9年)12月4日「中部山岳国立公園」に、「赤石山脈」は1964年(昭和39年)6月1日「南アルプス国立公園」に指定されている。

 ❖ 木曽駒ヶ岳 
深田久弥「日本百名山」、岩崎元郎「新日本百名山」、田中澄江「花の百名山」に選定されている「木曽山脈(中央アルプス)の最高峰」(標高2,956メートル)で、「木曽前岳」(標高2,826メートル)「中岳」(標高2,925メートル)「伊那前岳」(標高2,883メートル)「宝剣岳」(標高2,931メートル) を含めて「木曽駒ヶ岳」と総称する場合もある。「伊那谷」側では「駒」「島田娘」「種蒔き爺」などいくつかの雪形が見られ、農事暦として農耕の目安に用いられて来たという。高山植物の花畑が広がる「千畳敷カール」(標高2,650m)へは、「駒ヶ岳ロープウェイ」で簡単に登ることができる。


 ❖ 南駒ヶ岳 
岩場の山として人気があるという「南駒ヶ岳」(標高2,841メートル)は、木曽山脈の主稜線にあって、北の深田久弥「日本百名山」選定「空木岳(うつぎだけ)」(標高2,864メートル)から南の「越百山(こすもやま)」(標高2,614メートル)へ続く南北の縦走ルートになっているが、雪形「五人坊主」は、古くから農事暦として農耕の目安に用いられて来たという。また、稜線下に広がる「摺鉢窪カール」縁で、現在も山肌が大きく崩れ落ちる「百間ナギ」と呼ばれる大規模崩落地を抱えている


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