この度、弊社が取り組む木育「Tree Welfare事業」が、日本SDGs協会からSDGs事業の認定を受けました。
以前より、樹木医として、伐り捨てられた果樹や風倒木が気になっていました。
私たちの生活においしい果実を提供してくれる果樹。
植え替え時期になると、伐られてしまいます。
そのまま畑で放置されて腐るか、薪にして燃やされるが大半ではないでしょうか。
そんな樹木という命を、木のスプーンという形に変えて、再び、命として活かしたいと思って、始めたのが「TreeWelfare事業」です。
用途がなく、そのまま切り捨てられた果樹や風倒木を引き取り、地元の木工職人に教材用の木のスプーンを作ってもらい、それを弊社で買い取ります。
買い取ったスプーンは、学校の授業や企業の森林保全活動体験の中で使っています。
作り方は非常に簡単。
刃物を一切使わないので、誰でも簡単に本格的な木のスプーンが作れます。
木の種類もいろいろ♪
ミカン、ウメ、サクラ、ニッケイ、カキ、コナラ、クリなど、その時に出会えた樹木たちによって変わっていきます。
身近な食器のスプーンを木に変えるだけで、脱プラにも繋がります。
小さいことだけで、小さいことの1つ1つが大切だと思います。
木の命も活かせて、一石二鳥 (^_^;)。
本事業が進むことで、地域の木工職人と学校・企業が繋がり、スモールビジネスが生まれます。
まだまだ小さな、本当に小さなビジネスですが、少しずつ、広げていきたいと思います。
なにより、どこの地域でも実行できるシンプルな構造も、本事業の魅力かな (^_^;)