薪を取り扱っていると、
「いい薪って、見たらわかりますか?」
「薪に適した樹種って何ですか?」
という質問を、よくいただきます。
そんな質問に対して、いつも、こう回答しています。
「木の切り口を見たとき、中心から外側に向かって、白い放射線状の模様がある薪は、最高です。」
この白い放射線状の模様は、ナラ(コナラ・ミズナラ)、クヌギ、アベマキ、カシ(アラカシ、シラカシ、ウバメガシなど)といった材質が固く、薪に適した代表的な樹種がもつ共通の特徴です。
もちろん、このような特徴がなくても、クスノキやサクラなど薪に適した樹種はありますが、見慣れていなかったり、木がもつ特徴の傾向を知っていないと分からないので、知識もなく確実に判断できる方法として、まずは、「白い放射線状の模様」で見分ける方法をお勧めしています。
これはアラカシ。
これはクヌギ。
何の樹種かわからないけど、とにかく木の切り口を見て、写真のような放射線状の模様が確認出来たら、ほぼ確実に、「いい薪」なので、積極的にGET!してください。