情報教育雑記帳

都立高校の情報科教員。2007年度から学校が変わり、「情報B」と「マルチメディアデザイン」を担当。

プレゼン手直し

2006年10月31日 | 大学院

どんどん出てきていますね 履修偽装学校
受験科目以外の科目をないがしろにしている学校が
思った以上にありますね。

都立高校は1校のみでしたが、
都道府県によっては、いわゆる進学校の多くが
偽装していたところもありました。
教育委員会が知らなかったわけではない
のではないかと疑いたくなってしまいます。

履修偽装学校はさておき、

個人的には、
11/3(金)の
日本教育工学会全国大会での発表のための
プレゼンの修正中

ダメだし2回もらった。

今まで、プレゼンはつくって発表して終わりだった。

いろいろな人から、ご意見を頂き、さんざん修正したのは初めて。

やや、あたまが混乱し、気力を維持するのが難しい。

明日、指導教官による最終チェックを受け、
あさって、大阪入り。

あ~ 気が重い


履修不足問題2

2006年10月29日 | その他

私立学校の調査がこれから始まるんですね。

見ものですね、どのくらいの学校が告白するのでしょうか。

履修偽装の理由があちこちにいろいろと書かれていて、
学校側の言い分は
 仕方のなかったことです、
 受験勉強のために、生徒のためにやったことです
みたいな論調が目に付く。

でも、
偽装したことは事実ですよね。

どういう理由があれ、
偽装したことを生徒は見て育つ。

そういう生徒たちは、
受験に関係ない科目は軽視していいんだということを
学ぶんでしょうかねぇ?


履修不足問題

2006年10月28日 | その他

いやぁ~ 徐々に増えていますねぇ~
履修偽装学校が。

これだけでてきたのだから、まだあるでしょう。

教育委員会の調査は終わったのかもしれませんが、
グレーな学校はまだまだあるでしょう。

 いうべきかいわざるべきか
とまだ悩んでいる学校もあるのでは?

教育委員会も全然知らなかったわけはないでしょう。

今回の騒動は、
 なんか、作為的な臭いが、、、、、、、

それにしても、最初に発覚した学校は
どうして発覚したのでしたっけ?
内部告発?生徒からの告発?
なんだったのだろうか?気になる。


ゲストスピーチ

2006年10月27日 | プライベート

今日は
母校の大学の恩師の授業(教育原理)でゲストスピーチ

お題は「先生のお仕事」

私が教員になってから現在に至るまで(約20年間)の
教師生活に沿いながら、先生のお仕事について話をした。

受講者は大学2年生だったが、
教職の単位をとり、教員を目指している人も結構いたので、
2,3年前までの生徒の立場では見えなかった部分をお話しした。

特に、生徒指導について。

ほとんどの学生がまじめに高校生活を過ごしてきたので、
生徒指導というものがどんなものか知らない学生がほとんど。

生徒が何か問題行動をした場合、
どんな指導過程があるのかをお話しした。

ここではとても書けないことをお話しした。


わかりやすいプレゼン

2006年10月26日 | 大学院

6限 学校心理学研究の授業で
わかりやすいプレゼンを見た

この授業では
グループで論文(査読済み)を1つ選び、
その論文の内容についてプレゼンする。
また、
その発表する論文を査読・評価し、

質問するグループがあり、
この2つのグループでディスカッションを行う。

1日2グループで順番に受講生全員が
この2種類の立場を経験する。

今日の発表グループのプレゼンは
かなりうまかった、というか、
聞いていてとてもわかりやすい。
(内容は決して簡単ではないが)

そのプレゼンのうまさについて
授業担当の先生が説明してくれました。
なるほどー そうすればわかりやすいんだ
と納得しました。

1)プレゼンで使う色は3色以内
 ・それ以上だとなんだかわからなくなる
2)次のスライドにいく前に、次のスライドの予告をする
 ・これが一番感動した
 ・「次に結果の分析ですが」といってスライドを変える
 ・このことで、そのスライドの内容と次のスライドの内容がつながる
3)記述は極力体言止め
 ・文章にしない

他にもまだあったような気がしたが、
予告してから次のスライドにいくというのは目から鱗でした。

この院生たちはゼミでかなり鍛えられているようでした。


突っ込まれまくり

2006年10月25日 | 大学院

今日は院ゼミ(院生のゼミ)で発表

来月の教育工学会で発表するプレゼンの練習

みなさんからいろいろな質問、ご意見、ダメ出しを頂いた。

来週、再度修正して最終チェックをしてもらう。

ちなみに、今日のプレゼンは2回目

だから、本番までに3回プレゼンの練習をする。

院ゼミは先生も含めて十数人いるので、
いろいろなツッコミを頂き、毎回、冷や汗をかいています。

本番では、研究者たちばかりので、
今からチョービビッています。

やめときゃよかったと思いつつ、
みなさんから頂いたツッコミに多少へこみながら
この2週間過ごしています。

今年は、まだデータをとっていないので、
授業モデルの発表となり、
ツッコミどころがたくさんあります。

突っ込まれてできた穴を1つ1つずつふさいでいるのですが、
毎回、新たなツッコミを受け、
新しい穴ができています。

本番のことはあまり考えないようにしています。
過去に、全否定された人がいるそうです。

チョーやべぇ~。


ところで、世界史の件は

所属校は1年次に全員履修となっていたので、
心配無用ですね。


マルチマウス

2006年10月24日 | その他

マルチマウスの記事がありました。
マルチマウス 1台のパソコンに複数接続で同時操作可能

数十個のマウスを1台のパソコンにつないで、
いったい何ができるのか?
地図などの2次元情報に印をみんなでよってたかってつけて、
データを一気に入力してしまう。。。
ことぐらいしか浮かんでこない。

ネットワークで各自がデータを一気に入れるのとは
使い方が違うんでしょうね。

頭が硬いからアイディアが浮かんでこない。

でも、1台のパソコンに40個のマウスを接続して
みんなでクリックしている状況を想像したら、笑ってしまう。。。

これって、クリックですべてをすまさないといけないんですよね、
キーボードは1つしかないから。。。。。


後期授業選択の修正

2006年10月23日 | 大学院
後期の授業が始まって1週間がすぎた。

後期の授業を一通り受けて、

4月当初に申請していたものを若干修正した。

私は派遣で来ているので、通学期間が実質3月までの1年間しかない。

この1年間で修士論文のめどをつけておかなければいけない。
11月はじめには指導主事の訪問がある(研究の進捗状況の査察)。

後期の授業のチョイスは修士論文に直結しているものにシフトした。

せっかく大学院にきたのだから、
教科「情報」で役立つものも勉強しておこうと思っていたが、
後期はそんな余裕がなくなってきた。

ということで、

2,3の授業を取りやめて、
1つの授業を新たに追加した。

追加した授業は、
情報教育コースでは学習理論にふれることができる唯一の授業。
ただし、教材は英語論文。

学習科学

2006年10月22日 | 大学院

習科学(learning sciences)という言葉を
初めて聞いた。(ウィキペディアには載っていない)

中京大学の白水始先生によると、
「学習科学とは,大学や職場などの現実場面で生きて学ぶ人々の学習過程を支援して,その効果を評価し,支援方法を改善しながら,人はいかに学ぶかについての理論作りを進める分野である。」


また、中京大学の三宅なほみ先生によると、
この学習科学が盛んになってきた背景には、
人が学ばなくてはいけないことが多くなってきたということがある。
また、
盛んになってきた理由として、
認知科学(cognitive science)の発達により学習支援の方法についての提案が可能になったこと、
情報処理技術の発達により今までは実現できなかった学習環境を具体的に作って効果を検証でできるようになったということ
を挙げている。
(『学習科学とテクノロジー』より)

ここら辺に、ネットワークを学習で使う効果についての知見がありそうだ。

それにしても、中京大学 大学院情報科学研究科認知科学専攻での研究分野は
興味を引くものばかりである。

ちなみに、三宅なほみ先生は「協調学習」の研究で有名で、掲示板のようなツールを開発している。



リカバリーのダメージ

2006年10月21日 | 大学院

自宅PCをリカバリーしてから、3日たって、
ようやく、今まで通りに使えるようになった。

使っていたソフトのデータを
2,3バックアップを取り忘れていたので、
この2年間分のデータが消失したとあきらめていたが、
無事でした。

フリーソフトはすべてDドライブに、
また、データの保存先も可能な限りDドライブにしていた。

リカバリー直前にDドライブのデータをすべて、
外付けHDDにバックアップしておいたので、
無事だったようだ。

消失したと思っていただけに、
データを見つけたときは、小躍りするくらいうれしかった。

唯一のダメージは、

キーボード

明日買いに行くかな。