情報教育雑記帳

都立高校の情報科教員。2007年度から学校が変わり、「情報B」と「マルチメディアデザイン」を担当。

わかりやすいプレゼン

2006年10月26日 | 大学院

6限 学校心理学研究の授業で
わかりやすいプレゼンを見た

この授業では
グループで論文(査読済み)を1つ選び、
その論文の内容についてプレゼンする。
また、
その発表する論文を査読・評価し、

質問するグループがあり、
この2つのグループでディスカッションを行う。

1日2グループで順番に受講生全員が
この2種類の立場を経験する。

今日の発表グループのプレゼンは
かなりうまかった、というか、
聞いていてとてもわかりやすい。
(内容は決して簡単ではないが)

そのプレゼンのうまさについて
授業担当の先生が説明してくれました。
なるほどー そうすればわかりやすいんだ
と納得しました。

1)プレゼンで使う色は3色以内
 ・それ以上だとなんだかわからなくなる
2)次のスライドにいく前に、次のスライドの予告をする
 ・これが一番感動した
 ・「次に結果の分析ですが」といってスライドを変える
 ・このことで、そのスライドの内容と次のスライドの内容がつながる
3)記述は極力体言止め
 ・文章にしない

他にもまだあったような気がしたが、
予告してから次のスライドにいくというのは目から鱗でした。

この院生たちはゼミでかなり鍛えられているようでした。