情報教育雑記帳

都立高校の情報科教員。2007年度から学校が変わり、「情報B」と「マルチメディアデザイン」を担当。

TR TD わんさか

2010年10月22日 | 「情報」授業実践
きょうはマルチメディアデザインという講座90分×2(1,2限と7,8限)
後期は、Webデザイン

最初は、Webページの作り方

一通りタグを使ってみる
きょうはTABLEタグ

TRタグ、TDタグをわんさか入力しなけらばいけない

「こういうときにコピペをうまく使ってね」
「ただし、最初にコピー元のスペルミスとかしないでね。それをコピーすると訂正が大変になるから」
「はーい」

きょうの間違え
>の入力忘れ
”の1つを入力忘れ
ALIGN→ALINGとなっていた

さすがに基本タグのタイプミスはなくなってきた
(TITLE→TITIEとなっているとかのタイプミス)

一応ためにはなっている

2010年10月20日 | 「情報」授業実践
きょうのP検4級講座は 日本語入力について

普段使っているとき、いまどきは、ローマ字入力ですが、
検定では、かな変換などへの変更の仕方も出てきます。

なので、いまどき、使わないかな変換についても学習します。

でも、これは無駄な学習ではありません。

気付かずにキーボードのどこかを押してしまうと
いきなりかな変換になっていることがある。
その修正の方法を学ぶことになるので、

これはこれで一応ためにはなっている。


実習の方は、完成品の文書を見て
自分でやり方を調べて、文書を作成していく

「表作成ってどうするんでしたっけ?」

「きょうは自分でテキストで調べてやってみて下さい」

「はーい」

ピンとこない

2010年10月19日 | 「情報」授業実践
きょうもP検4級目指す講座

高校生がピンとこない語句

ドライブ(聞き慣れない)

コントロールパネル(学校のPCでは生徒IDでは操作できない)

フロッピーディスクドライブ(そんなもん、いまどきない)

ハードディスクドライブ(見えないので実感がない)

などなど

検定にでてくる語句、ものは多少古い

生徒が実際に触れるものとずれがある。

検定合格を目指した授業

2010年10月18日 | 「情報」授業実践
きょうは P検4級対策講座(情報演習)2コマ×2講座
座学:OSの基本
実習:Excelの編集

検定問題では正しいものを選べ。あるいは間違っているものを選べ。
の2通り、
さらに、
1つ選べ。あるいは、2つ選べ。
の2通り
計4通りの答え方のパターンがある。

だから、
例えば、ファイルの名前の変更のやり方を問う問題が出ても
いくつかの方法を知っていないと、最後に選択肢が2つ残ってしまうことがある。
これは、選択肢問題の典型的なパターンだが、
知っていないと答えようがないので、
やり方が3つあれば、3つを紹介するようにしている。

と言っても、
メニューバーから
ツールバーから
右クリックでショートカットメニューから
の3パターンが多い。

この中でも特に悩むのがショートカットメニューからできるかどうか。
これは、普段使うときから何ができるのか意識して使わないと覚えない。

などなど、、、、

こんなことを座学で知識として頭に入れておき、
後半の実習で実際に作業して体験していく。

まあ、4級なので、ある程度できれば合格します。
(6割正解すれば合格なので)

ということで、昨年まで教えていた「情報B」とは違った授業手法だが
まあ、これはこれで、目的的なので、生徒もそれなりにモチベーションがあり、
いい感じで授業が進んでいく。

もちろん、問題を解くだけではなく、なんでそうなのかという理由を考えさせることもしている。

明日は違う講座だが、ゴールは同じ。

このような検定合格を目指す中で、基礎学力を高めていく授業もあってもいいな
と思う今日この頃。

バグ修正による技術の習得

2010年10月15日 | 「情報」授業実践
きょうは マルチメディアデザイン2コマ×2講座
マルチメディア=Webページ
ということで、Webページの作成練習

最初に、一通りタグの書き方を習得してから
自分でサイトをつくってみよう というプラン

そこで、8時間くらいかけて、スタイルシートの作成まで
見本の通りに入力して、結果を確認する

1つの講座は、リンクの付け方
もう1つの講座は画像の表示
(進度が1つずれている)

見本の通りにつくっていくのは、いわゆる結果が分かっているものなので
間違えたとき、結果がヘンなとき その原因を考えるのにはいいやり方

ここでタグに慣れ、タグの特性を理解し、タグと親しくなったところで
最後にオリジナルサイトを作成する

自由に作る楽しみを得るためには
最低限の技術の習得は必要だ

ということで、きょうも、バグ直し
を入力し忘れたため、最初に設定したフォントサイズのままになっている
とか
タグのなかのスペルミスのため、タグが効いていないとか
(align→alingになっていたり、img src=・・・→img scr=・・・となっていたり)

自分で原因を突き止めることができるようにしていきたいので
なるべく、ヘルプが来てもなるべくヒントしか言わないようにしている。

いくつか自分で間違えを修正できるようになると、なんだか達成感を持つようで
徐々に自分で何とかしようという意欲が出てくる

もちろん、まわりの人と互いの間違えを見つけあって教え合うことは自然に発生している

HTMLは高校生には取っつきやすいプログラム的な教材である

例題2題で今昔話

2010年10月14日 | 「情報」授業実践
今日は情報C(選択科目)6人

情報通信速度について

教科書の例題
64kbpsの通信速度環境でフロッピー1枚分のデータを送信するのにどのくらい時間がかかりますか?
→3分ちょっと

これはISDN回線の速度。では、ISDNとは何でしょうか?
フロッピーディスって使ったことは? ないかぁ
これがフロッピーディスクと言ってだね・・・・・
今フロッピーディスクといったら、大阪地検だよね。。。

てな感じ。

次の問題では10Mbpsの通信速度環境
これはリアルな数値。。

この2題で今と昔(といっても10年前。もうちょっと前かな)の通信環境のお話もできた。


掘り起こし

2010年10月13日 | 「情報」授業実践

今日は
個別補習(自己推薦書の書き方)
+個別補習(P検3級勉強)
+授業(P検4級を目指した講座)
+○○○
+会議
+(調査書作成1通、推薦書1通)

本校では、パソコン検定に合格すると情報の単位増加が認定される

自己推薦書
「あまりやっていないのですが・・・」
「思い出そうとしていないだけです」
「頭を絞って思い出して下さい。文化祭などで自分がした仕事を思い出して下さい。」
「・・・・・」
「何か必ずやっています。何もないことはありません。掘り起こそうとしないだけです。」
「とにかく昨年の4月から9月の文化祭までの自分を掘り起こしてみよう」
「箇条書きで掘り起こしてみましょう」
「そうえいば・・・・」
「そうそう そんな感じ 1時間くらい粘って下さい。いくつか書きだすと、連鎖的に増えてくるから」

→掘り起こし作業に入ったため、顔が真剣になってきた

・・・しばらく、そのまま見守る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日書いたものを見てあげることにして、その生徒は次の授業に向かった。

掘り起こし作業は、本当は何人かであーだったこーだったと言いながらやるのが効率的なのだが、1人で黙々と掘り起こすのも大切だ。

がんばれ!!若者!!


対話な授業

2010年10月12日 | 「情報」授業実践
今日は情報演習の授業 P検4級を目指す授業
人数は5人 とても少人数な授業
なので、パソコン室の教員PCがある机の前に長づくえをおいて
向かい合っての授業

5人なので、自然に会話になってしまう。
「フロッピーって使ったことある?」
「ない」、「ない」、「ある」、「ある」、「ない」
「半々くらいか」
「その前はカセットテープに保存していたんだけどな」
「そういえばカセットテープ使っている?」
「使っていない」、「親が使っている」、・・・・・・
てな具合、なので、進度がやや遅くなる

でも リアルな生徒の生活体験の話を交えて進むので
生徒たちは、わりと会話してくる このくらいの人数だと

20人くらいのクラスになると リアクションがぐっと減ってしまう。。。


後半は実習


お互いに教え合いながら和気あいあいと進んでいった。


いいですね この雰囲気。

まず 型

2010年10月08日 | 「情報」授業実践
マルチメディアデザインという講座 1,2限と7,8限の2回公演

3部制なので、ほとんどの選択科目が1,2限と7,8限との2か所におかれている
1,2限は主にⅠ部とⅡ部の2,3年生、7,8限は主にⅡ部、Ⅲ部の2,3年生

きょうからWebページ作成演習

最初は一通りWebページを見本の通りに作ってみる

まず、ある程度の技術をマスターしたうえで、

学校紹介のWebサイトを各自で作っていく

11月中旬までは、見本通りに作っていく。

ある程度文法を身につけてから自分なりのページを作っていきましょう。
という感じ。

まずは最初に型を覚えるとこが大切だと最近強く思うようになってきた。

自主性 という言葉があるが、それはある程度型を会得してから使うから

それがプラスに働くのだと思う。

最初っから 自主性 と称して適当にやらせておくと

適当で終わり、それほどの達成感を得られない。

やはり、最初は 型 である。

武道などでの 型 の大切さがよくわかるようになってきました。(ようやく)。

きょうはC

2010年10月07日 | 校務関係
情報Cが自由選択科目であり 担当している

きょうはファイルの圧縮

1年次のときにやってはいるのですが 受講者によって記憶の質と量にさがある。

本校では自由選択科目は2、3年が受講するので2年次生と3年次生とで1年前に受けたか2年前に受けたかの差がある。
だから、説明したところは2年次の方が少しだけ反応がよい。

でも、実習の内容は両者ともだいたい覚えている。
記憶を呼び起こすときは、実習の記憶を先に思い出させ、その関連で説明した事項の記憶を手繰らせている。

やはり、実習は覚えているもんですね。