学習科学(learning sciences)という言葉を
初めて聞いた。(ウィキペディアには載っていない)
中京大学の白水始先生によると、
「学習科学とは,大学や職場などの現実場面で生きて学ぶ人々の学習過程を支援して,その効果を評価し,支援方法を改善しながら,人はいかに学ぶかについての理論作りを進める分野である。」
また、中京大学の三宅なほみ先生によると、
この学習科学が盛んになってきた背景には、
人が学ばなくてはいけないことが多くなってきたということがある。
また、
盛んになってきた理由として、
認知科学(cognitive science)の発達により学習支援の方法についての提案が可能になったこと、
情報処理技術の発達により今までは実現できなかった学習環境を具体的に作って効果を検証でできるようになったということ
を挙げている。
(『学習科学とテクノロジー』より)
ここら辺に、ネットワークを学習で使う効果についての知見がありそうだ。
それにしても、中京大学 大学院情報科学研究科認知科学専攻での研究分野は
興味を引くものばかりである。
ちなみに、三宅なほみ先生は「協調学習」の研究で有名で、掲示板のようなツールを開発している。