「おかえり。」

道の駅「おばあちゃん市・山岡」応援ブログです。
田舎暮らしをはじめた絵描びとの目線で里山の魅力をご紹介します。

「ツバメ」の大家さんになって。

2009-07-15 17:25:31 | 里山の風景


もう梅雨明け宣言が、各地で出され始め
夏本番ついった暑さがつづいております。

今回は田舎ぐらしで経験した「ツバメ」の話しです。

現在の里山生活をしている家にきてから、
はじめてツバメの大家さんになりました。

春になり、皆田んぼの用意がはじまリ出した頃でした。
何度もツバメが下見にきておりました。
そして、作業所にしている納屋の天井に巣作りをはじめました。
口にくわえた泥でつくつていくのですから
気の遠くなるほどの努力です。



2羽で納屋と田んぼとの往復を早朝から夕方まで
くりかえしているようでした。
たまに、2羽で電線でとまりなにやら鳴く姿は
励まし合う働き者の夫婦といった感じで。
縁起のよい事として「ツバメ」が言われている事にとても納得できます。



巣も完成し、卵を産み、やがて雛がかえって育つ姿を
みまもり応援しながら過ごしました。
まるで「孫」を見るように・・・楽しみに。

しかし、朝巣を見に行くと、雛がいません・・?

外の電線では、親のツバメが何かうったえながら鳴いてます。




午後、おなかをポンポンに膨らました蛇が
庭に横たわっていました。
どこに雛がいってしまったのかが
理解出来ると同時に 許せない! 
蛇に対する憎しみがわきあがってきました。

ツバメの夫婦の努力そして、かわいい雛。
を見ていただけに許せません!


そんな中、壊れた巣を補修するかの様にまた
ツバメが田んぼと納屋を何度も何度も往復作業をはじめました。

憎しみや悲しみに心縛られる事なく
自分の出来る事また、前向きにコツコツ励む姿に
胸があつくなり・・何か恥ずかしくなりました。


里山でのよい学びになりました。




考えてみれば、けして派手ではありませんが
出来る事、前向きにコツコツ励む姿が農村にはあります。

そんな所、今の時代大切に感じます。

「おかえり。」


道の駅 「おばあちゃん市・山岡」 のホームページへ

ランキングに参加しています!
クリックお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ ドライブイン・道の駅へ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿