お正月も終わり。
気がつくと・・・
あっという間に、1月も後半です。
少し日が暮れるのが遅くなってきた事が
自然にうれしく感じられます。
やはり、きびしい寒さの山岡町だからでしょうか。
移住した年は、あまりの寒さで
冬じゅう家族交代でカゼをひき続けていましたが
今ではそんな寒さもずいぶん慣れて
寒冷地仕様にバージョンアップしたようです。
そして、楽しみなのが
この時期にしか見れない「寒天の風景」が見れる事です。
田んぼ一面に干された寒天は、寒い日には
湯気をたちあげ幻想的にも見える里山の景色を作り上げます。
また、ほんのり海のかおりを風ではこび
山里との不思議な関係が新鮮です。
私と同じ移住者の仲間も、農閑期を利用しての稼ぎとして
寒天作業のバイトに行ってます。
3か月ぐらいあまり休みもなく厳しい仕事ですが
通して100万円近くのバイト代となるため
本当にありがたいと言ってます。
農業を生業として生きていこうとする者には
春にむけての経済基盤となり
生活費はもちろん、種や機械代などにあてられるそうです。
この地に寒天づくりを
きづかれた先人には
地域の未来を思う、
大きな「地域・愛」を感じました。
そんな、寒天風景を楽しみにおとづれてください。
山岡は、雪はほとんど積もりませんので
昼間であれば、冬のドライブも楽しいですよ。
お土産には、もちろん「寒天らーめん」をお忘れなく・・・。