「おかえり。」

道の駅「おばあちゃん市・山岡」応援ブログです。
田舎暮らしをはじめた絵描びとの目線で里山の魅力をご紹介します。

 「おじいちゃんは・・縁の下の力持!」

2009-04-28 17:12:48 | イベント情報
やわらかい若葉とやさしい山桜の色がまざりあう

春ならではのハーモニーが広がり

とても素敵な里山の風景を描いてます。

そんな里山の空を「こいのぼり」が泳ぎはじめました。


おばあちゃん市が始まって以来、
このこいのぼりを大空に泳がせるのは
おじいちゃんの仕事。



この大役をかってでているのが、
チーム「竹友の会」!!
とてもたのもしく、やさしい「おばあちゃん市」の支え。

竹の切り出しはもちろんの事、
掃除や植栽・・・イベント・・
何でもかげから支えているのです・・。
「エライ。」
「そんけい。」



私の人生は途中まで、前だけを見て人よりもと・・
とにかく1番めざして突っ走ってきました。
東京であまり無理して倒れ立ち止まった時、
はじめて知りました。

私と競り合っている人以外にも
走るのがつらそうな人・・そんな人と共に走ってはげます人。
転んで怪我をした人・・そばで立ち止まり手当てをする人。

何故かとても輝いてみえました。
自分が前に出ず、人を支える事。
そんな事が出来るようになりたいと・・
今は思えるようになりました。



この、おじいちゃん達も「おばあちゃん」に主役を渡し
かげながら、いつもいつも働いております。
なくては、「道の駅」おばあちゃん市・山岡は出来ないと
いつも駅長さんはいいます。
おじいちゃんあっての「おばあちゃん市」です。



そんなおじいちゃんも、大活躍の

●「こどもの日イベント」が 
5月5日(火)午前10時~おこなわれます。

昔の遊びを教えてくれたり、
餅つき大会があり、無料でつきたてのお餅がふるまわれます。
どうぞ遊びに行ってみてください。


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「山金豚」デビュー!

2009-04-21 21:55:47 | 「道の駅」紹介
春になると里山のすばらしさにワクワクします。

花や鳥・・山菜・・・

寒い山岡町の冬をこえたあとだから
特に実感します。

里山もすばらしいのですが、
そこに出来た活動の場

「おばあちゃん市・山岡」は、
そこに暮らす人たちがつくりあげたすばらしさがあります。

おばあちゃん・おじいちゃんの生きがいや
地域のひとたちの仕事や収入をつくりだしました。

試行錯誤の厳しい冬の時期。
ひとにはいえない、苦労や悩みもあったのではないかと思います。
だからこそ今、にぎやかな「春」のようです。

環境意識、また食の安全性に対する思いが高まってきた今
ひそかに「農業ブーム」がはじまり
私はやっと、里山にも本当の希望の春がくる気配を感じます。



そんな中、山岡町にも新しい「地ブランド」がデビュー!!

します!!
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4/25(土)「山金豚」
やまきんとん=ヤマオカ・ゴールデン・ポークが
「道の駅」おばあちゃん市・山岡 にて販売がはじまるのです。

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山金豚とは、地元の(有)銭坂畜産さんが長年の試行錯誤の末
つくりあげた、最高級の豚肉で、とても甘く臭みのないブランド肉なのです。

もう何年も、一宮生協さんとのお取引で太鼓判をおされている
安心でおいしいお肉を地元の要望にお答えして販売の準備をすすめておりました。



我が家も頂き、しゃぶしゃぶで食べましたが
とても甘く~臭みのないお肉で、ビックリでした。
バラ肉のシャブシャブが子供たちには好評でした。
(都会でも今、若い女性の間では美肌に良いと豚肉専門料理店がブームらしいですね。)

銭坂畜産の社長さんとも、
昨年、恵那市バイオマスタウン計画策定の集まりで
仲良くなりました。
とても柔軟で気さくな方で、私と同じ蒔きストーブ仲間なのです。

蒔きストーブの前で、お孫さんの描いた絵をながめ
焼酎を飲むのが何よりの「癒しのひと時」だそうです。



ご相談をいただき、山岡の里山の良さを自分なりの方法で
PR 出来ることに喜びを感じ、デザインをさせていただきました。


*ぜひ、一度「山金豚」を味わってみてください。


これからも、里山の温もりが、「山岡ブランド」
として、デビューする日を応援しております。


「おかえり。」と・・・・。



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かさ地蔵伝説みたいな・・・

2009-04-14 21:21:22 | 里山の風景
今年も近くでウグイスも鳴きはじめました。

山々に響きわたるウグイスの鳴き声の中で一日をすごすのは、
里山生活の大きな喜びのひとつです。


Iターンで田舎暮らしをさせてもらっているものですから
少しでも里山のすばらしさをお伝え出来ればとこのブログもかいてます。
そこで、里山生活の体験談を1つご紹介。


昨年、恵那市バイオマスタウン計画策定の集まりで、
私と同じく山岡町へIターンして
家族で田舎暮らしをしている伊藤さんという方と仲良くなりました。
やはり里山が大好きで、恵那の里山を復活させたいと
現在「恵那栗」の活動を勢力的にされています。
(新聞などにもずいぶんとりあげられています。)




そんな、伊藤さんのお宅にご招待され
お茶をいただきながら、Iターン同士で色々話がはずみました。
お互い、子供共々ご近所には大変よくして頂き
楽しい田舎暮らしをしていると・・
・・話しの中で。
「かさ地蔵伝説みたいな事ありませんでしたか?」
と言われてすぐピンときました。

仕事など用事で家を空けもどると、
玄関の前に山のように野菜などがおかれています。
最初はびっくり!
都会で体験したことのない出来事だからです。

近所のおばあさんが、畑のかえりに置いていってくれたのでした。
我が家もつくっているもののまだまだ初心者で・・
ありがたい事にもらい物の方が多いくらいです。
そして、なによりその温もりが一番の収穫なのかもしれません。



伊藤さんもその感謝を語っておりました。
返せるものがなくて困るのですが・・
「喜んでもらえるだけでありがたいよー。」
などといわれ甘えております。

田舎にはそんなひとの温もりが、里山の景色と共にまだのこっております。

おばあちゃん市もそんな「温もり」から始まりました。
だからこそ皆そこに「癒される」のではないでしょうか?



「おかえり。」と

今日も「道の駅」のおばあちゃんは
皆さんをおでむかえしております。



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山岡のお米づくりがはじまった。

2009-04-07 13:56:02 | 里山の風景
おばあちゃん市のある山岡町でも
いよいよ、お米づくりの季節がはじまりました。

私の地区でも先週末に毎年恒例の田んぼ用の水路掃除がありました。
この作業は、「ゆさらい」といい
4月の第一日曜日に、その共同水路の水を利用して
お米をつくる人が集まるならわしで、
水口(上流)から皆でスタートして土砂や木葉をスコップでかきだしたり、
壊れている所に土嚢を積み補修したりします。




農閑期にはお休みしていた水路も
「ゆさらい」と共にいきよいよく流れはじめました。
小学校の歴史の授業で、文明は世界中どこも水と共に始まっている
と習った記憶がありますが
まさに、この水路がそれで・・
安定したお米づくり、そして皆の生活を支えてきたのでしょう。

今では、山の中でもU字溝でつくられておりますが
水路がつくられた当時は、夜にたいまつの火によって水平を出して
地域の人が総出でスコップ片手に工事をしたそうです。

はじめて参加した時は、昔の人の力にビックリしました。
そんな昔の話をご紹介。


「道の駅」おばあちゃん市・山岡を支えてこられた
「みうらのじいさんの歳時記」から

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お米作りに大切なこと
☆その昔 山岡のお米は 手作業でこうして作られました


「水苗代づくり」

雛祭りが終わったころから、
農家は各自が今年作付する籾種を浸しにかかるけど
育苗センターもない時代のことで、
塩水選びも籾種の消毒も無論しないで
籾種袋を川に幾日も浸すが低い水温ではなかなか発芽せず、
すべてを自然まかせで、発芽するまで苗代用地に唯一の肥料となる下肥を撒布して、
手押しと言って素手にて捏ね混ぜて、
短柵にして苗床を作り、四月下旬ころに種蒔きをして水を田に入れたが、
苗代は蛙の格好の繁殖の場ともなった。

なお、「籾種を蒔くのは 桜井絢子さん(近所)宅の裏山の山桜が咲いた時」と言って
暦よりも 植物の生態を重視しての農作業だった。



「田植え始め」

水苗代の苗が、雑草とともに伸びてくる6月初旬から一斉に田植えが始まる。

田植え機もない時代で手植えばかりだったが、
植える者は大方 女手が多かったようだった。
男は専ら植えやすくするための田面均平と、代(しろ)すりという作業に、「えぶり」
という道具で植代づくりと、稲苗の運搬を主としたものだ。

最初に植え始める田の畦には、田の神への供物として稲苗三束と赤飯だんごと
ジャコ御神酒を捧げて田植作業の開始となったが、田植の食事には アラメと大豆の煮つけが、
おかずとして出されたのを覚えているが、当地方に田植えのうたはなかったようだった。


  平成21年己丑歳 82歳翁

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絵に描きたくなるような
すばらしいむかしの農村風景がうかびあがってます。



私は、田舎暮らしをはじめる前はお米づくりなどしたこともなく
1から手作業でお米をつくってみたくて、
「みうらのじいさん」のような昔方法で古代米など少しつくり楽しんでおります。
苗床に種籾をまき、苗をつくり、手で田植えをする・・・
・・ナンとも神秘的な体験なんです。



恵那にはそんな事をボランティアで教えてくれる
「恵那自然農塾」などもあり私もお世話になってます。
塾には、名古屋などから自然食の関係の方をはじめ、料理人や、
お店をやっている方、ミュージシャン、IT関係、学校の先生、主婦・・・
いろんな人がこられます。
そんな人たちを見ていると
懐かしい良き風景が日本にもまたもどる日がくる
かもしれないと思えてくるのです。
どなたでも自由参加ですので
よければ遊びにいらして下さい。

また、近くにお越しの際は
寒暖の差のなかで、心をこめて育てられた
恵那市 山岡町のお米を ぜひ味わってみてください。

本当においしいですよ。



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