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藁をも掴む26! 近田 怜王(ソフトバンク)投手

2012-11-18 16:36:00 | 今日の更新
近田 怜王(22歳・ソフトバンク)投手 (報徳学園-09年SB3位)

蔵の入団前評価:☆☆☆

中学時代から名の知れた投手で、高校入学後は甲子園で活躍。全国の高校野球ファンにもお馴染みの選手でした。最終学年では怪我に悩まされ、球威・球速の大きな上積みは感じられず。しかし実戦的なフォームを身につけた点と、勝負どころでの強さ、試合をまとめられるセンスなどを買い高い評価をした選手です。

プロ入り後、故障の影響があったかはよくわからない。しかし一年目は、ファームで 8試合 防御率 5.60。2年目は、14試合 5.92 。3年目は、僅か6試合 3回1/3イニング のみの 防御率 0.00 。今年も僅か 5試合 しか登板しておらず、恐らく三軍扱いだったのだろう。

今年の成績は、5試合 1勝0敗0S 防御率 1.29。もう少し詳しく見てみると、7イニングで、被安打は5と、少ない数字ながら被安打率は、71%と基準以内。ただ四死球は、被安打と同じ5つと非常に多い。これをみると、高校時代の彼からは考え難く、フォームをかなり崩していたのではないか? 奪三振は4つで、1イニングあたり0.57個と少なめ。恐らく、ボールの威力がもう一つの上に、制球力も不安定で、特徴を見出し難い状況になっているのではないのだろうか。

先日のトライアウトでも、打者4人に対し2安打・1四球・1三振。左打者の古木こそ三振に仕留めたものの、同じ左打者の中村真人選手にヒットを浴びている。この内容からも、現状NPBへの復帰は、22歳と若い左腕でも厳しいのではないのだろうか?早くから観てきた選手だけに、このような形で終わってしまうのは、個人的にも残念でならない。



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1 コメント

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Unknown (尼庵治)
2012-11-22 20:33:47
近田は今年途中野手に転向してましたね。

2年目のウェスタンで投げてるのを見ましたが、
この頃からグラブ側の腕の使い方が
「なんでこんなのに?」
と言うような状態になってました。

今思うと、2年夏の熱中症からイップスに陥ったことが、完全に影を落としてしまった感じですね。
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