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藁をも掴む28! 斉藤 圭祐(巨人)投手

2012-11-20 18:00:00 | 今日の更新
斉藤 圭祐(22歳・巨人)投手 (千葉経大付-09年巨人3位)

蔵の入団前評価:☆☆☆

投球フォーム嫌らしさや投げ込まれる球に凄みはなかったものの、コンスタントに140キロ台のボールを投げ込み、バランスの取れた総合力の高い投手として評価。特に選抜~夏に向けて、課題を着実に克服して行く姿勢などをみて、数年先のローテーション投手として期待させるに十分な素材であった。

ただ寸評にも記載した通り、この時点でも「開き」が早くボールが見やすいこと「体重移動」が不十分で、球速ほどボールに勢いがなかったことが課題に残っていた。

入団一年目は、イースタンで12試合 1勝0敗0S 防御率 4.05 と可も不可もなしといった内容。2年目も10試合 3勝1敗0S 防御率 3.74 と大きな上積みはなかった。3年目には、育成枠に。そのためイースタンでの登板はなく、もっぱら三軍での登板だった。丁度この頃フューチャーズなどの試合で見ることが多かったが、何の特徴もない投手になってしまっていて、正直ガックリさせられたのを覚えている。4年目の今年も、イースタンでは登板なし。同じく三軍での登板を見たものの、球速も135~140キロ出るか出ないかで、殆ど前年と変わらない内容。ドラフト3位という高い評価での入団ながら、僅か4シーズンで解雇された。

彼がプロ入り後伸びなかった原因が、何処にあるのかは正直わからない。何処かを痛めていて能力が出せなかったのか?欠点を改善しようとしてフォームを見失なったのか?それとも、最初から見込み違いだったのか? ただ内容的には、無理しなくても140キロ台を刻んでいた高校時代よりも、低下していたように思えてならない。近年若手投手の育成の成功例の多い巨人としては、かなり無残な結果となっている。

それでも本人の現役の意欲は高いようで、今日行われた第二回トライアウトにも参加。打者6人に対し、1安打・2四球・2奪三振という結果を残している。年齢的にはまだ若いが、NPBへの復帰は現状厳しいかなという内容。彼に吉報は届くだろうか?