青森県つがる市萢中ねぶた愛好会活動記録

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タイトルの段

2016年07月15日 14時33分31秒 | 日記

題目 「那智の滝」

今年の題目です。

"那智の滝" は平家物語巻第5の「文覚上人の荒行」のお話し。

 

 

時は平安。朝廷守護の北面の武士「遠藤盛遠」は人妻である「袈裟御前」に横恋慕し思い余って夫を殺そうとし、誤って袈裟御前を殺してしまった。この事件をきっかけに盛遠は発心をし、剃髪して名を「文覚」と改め出家を遂げた。

修行のため、熊野に参って那智の滝にたどり着き、冬の滝に打たれて慈救の呪(じくのしゅ。不動明王の陀羅尼の一種)を唱えて、所願の回数を満たそうとしたが、命を落としてしまう。そのときにかわいらしい童子が現れ、文覚の命を蘇生した。

聞くと、童子は「われは大聖不動明王の使いで、『文覚が無上の願を発し、勇猛の行を企てた。行って協力せよ。』との明王の勅によって来た」と言う。文覚は「我が行を、大聖不動明王までもが知っていらっしゃるとは」といよいよ頼もしく思い、滝つぼに帰り立ち、滝に打たれ、大願をついに遂げた。

那智での修行の後、平治の乱で平清盛に敗れ伊豆に流された源頼朝と出会い、平氏打倒を促したという。

 

ねぶたは文覚が那智の滝での修行をしているところを、不動明王が見守っている姿を形にしています。

26日を楽しみにしてください。

ねぶたまつりまで、あと12日。(しかなーい)

 

因みに、私の解説は結構簡略しております。

 

 

 

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