青森県つがる市萢中ねぶた愛好会活動記録

応援よろしくお願いします!!!

萢中出陣ねぶた題目 の段

2014年06月25日 19時14分25秒 | 日記

まずは、

萢中町内会のみなさま。今年も萢中からねぶたを出陣します。これも萢中町内会の皆様のご協力あっての事と存じ、心より御礼申し上げます。

 

 

今年の萢中ねぶた愛好会の出陣ねぶたは、

「鐘 馗」(しょうき)

となりました。

 中国。時は唐時代。6代皇帝玄宗が熱病(マラリア)に侵され床に伏せていた。その高熱の中、夢を見る。宮廷内を邪鬼が悪戯をしてまわるが、どこからともなく大鬼が現れ邪鬼を難なく捕え退治してしまった。玄宗は大鬼に尋ねる。大鬼は「自分は鐘馗。官吏になるため、科挙を受験したが落第し、その事を恥じて自害したのだが、高祖皇帝が自分を手厚く葬ってくれた。だからその恩に報いるためにやってきた。」と告げた。

 夢から覚めた玄宗は病が治っていることに気付く。そこで玄宗は絵師に命じ、鐘馗の絵姿を書かせた。するとその絵は、玄宗が夢で見た鐘馗と同じ姿が書かれていた。玄宗はその後、鐘馗を神とし祀ることにした。

以後、中国では魔除け、学業成就の神とし信仰されるようになり、日本でも江戸時代ほどから端午の節句の五月人形や掛け軸、関西地方などに行くと、魔除けの神様として屋根の上に置かれている。

 鍾馗の特徴は、長いひげを生やし、中国の官人の衣装を着て剣を持ち、大きな眼で何かをにらみつけている姿である。

 

今年のつがる市ねぶたまつりは7月26日~28日です。是非ともご参加、ご観覧にいらしてください。

つがる市の邪鬼を吹っ飛ばしちゃおーぜ