四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

津風呂ダム町内視察

2011年07月25日 20時50分06秒 | Weblog

 津風呂ダムを皮切りに町内7カ所の視察。暑かった。

 津風呂ダムは、訊ねたいことがいっぱい。着工から50年経過で、町民の多くの皆さんが不安を持っておられる。私も質問を整理して臨んだのだが・・・。

①コンクリ劣化による崩壊に関して

(答弁)東日本の大震災でも、コンクリダムの崩壊はなかった。コンクリ寿命100年と言うことで全崩壊は考えられない。

・ダム軸変異   ・漏水量調査  ・揚圧力?調査という3点の調査で日常的に観測している。

・コンクリ強度に対しては、いずれコア抜き取りでの調査も考えている。

②レベル2地震動(平成17年国交省河川局=当該地点で考えられる最大級の強さを持つ地震動を設定)に対してどういう想定をしているか?

(答弁)東日本の大震災もあり、シミュレーションできていない。

③土砂崩れの流入による川津波に対するシミュレーションは?

(答弁)していないが今後する必要がある。

④流入水か゛ダムを超えた場合の流域の被害予想

(答弁)オーバーフローや放流に対しては、きめ細かい周知をしている。(台風6号で津風呂湖温泉床下浸水の恐れに対応)電話やファックスでの役場への報告、音声告知。具体的な被害想定はしていない。

 話を聞いていて、今後の取り組みを早急に強めてほしいと思った。被害想定と安全対策が示されることで初めて住民が安心できるのだと思う。今後の経緯に注目したい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。