四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

吉野中学校吹奏楽部定期演奏会

2011年07月18日 16時09分11秒 | Weblog

 第21回定期演奏会に行ってきた。1年生部員が増えたとのことで、とても雰囲気がいい。吾が孫は、パーカッション。リズム音痴の私は、ドキドキ。かなり難しい曲も少人数編成で先輩の力を借りながらこなしていた。感激。夫と「吾が孫とは思われへん」と、じじばか・ばばはかになりきっていた。楽しい曲あり、リズムの激しい曲ありであっという間の1時間30分。

 1年生たちが、短期間によく覚えたものだと関心。私はシルバーコーラスで1年前から取り組んで、覚えきるのは1ヶ月前。若い時の暗記力ってすごい。まだ、ハーモニーにはなっていないけれど一生懸命さが伝わってきてジーンとなる。小学生の頃、ダンスやお茶や着付けをしていた元気な子どもたちの顔が見える。ぜひ、楽しんで成長してほしいと願う。

 蛇足。公民館が寒かった。夏風邪で絶不調の私は、長袖の上に長袖を着ていても寒い。始まりは、「差別をなくす町民習会」での冷凍状態。もう、1週間になる。老婆心ながら尋ねると26.5度に設定とのこと。特別低いわけではないけれど私自身、今年は28度設定でこの温度差に耐えられない。年かなあ。

 ともあれ、和やかな雰囲気の先生と子どもたち、思春期の難しい時期だけれど一番感受性が豊かで人間的にも成長する時期。楽しい人間関係と思いで作りを願わずにはいられない。


汚染牛拡大

2011年07月18日 13時19分25秒 | Weblog

  ひさしぷりの雨にゴーヤが喜んでいる。でも、大型台風の前触れ。

 昨日、宮本たけし衆院議員の話を聞きに100年会館に行ってきた。東日本の被災地に何度も足を運び、切実な子どもの様子や学校現場の実態を把握し、国会で質問してきた。先日は、いつもならいっぱいヤジがとぶのに、さすがに静かに聞いてくれたというのだ。

 原発の今回の過酷事故は、他の災害とは比較にならない。時間的にも・・。セシウム半減期が30年とも40年とも言われているけれど、放射性物質の完全消去には1000年かかるという。まだ、世界は原子力を使いこなす技術を持っていないのだ。「原発ゼロ」のために力を発揮しようという話にその通りだとつくづく思った。

 汚染牛の拡大も奈良県を含む日本全土に広がっている。原因は、わら。100kmも離れた農家が売ったわらが高濃度セシウムを含んでいた。農家の方が「申し訳ない」と謝っていた。「役場からもどこからも情報が無かった」とも。あやまる必要はない。ホットスポットや雨、風向きで大量の放射能がばらまかれていた時、政府は、「人体に被害はない」と言い続けていたのだ。無能無策に国民は、もっと怒らなければ・・。いつの間にかおとなしく飼い慣らされたわたしたちは、ニセ情報をまんまと信じるようになってしまっている。

水素爆発直後 「メルトダウンが起きているのですね」と食い下がる女性記者に「そういうことはないと考えています」と答えた政府高官。アメリカは、メルトダウンを指摘し、9万人の在日アメリカ人救出作戦を実行した。この差は、何なのか。崩壊した安全神話にすがりつく哀れな原発推進者。今、怒りがこみ上げてくる。自分でもずれているなあと思うけれど、マスコミはもっともっとずれた情報しか流さないから仕方ない。