四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

なくそう原発緊急集会

2011年07月11日 21時10分24秒 | Weblog

 本日、臨時議会。早く終わったので、『なくそう原発 7.11中南和緊急集会』に参加してきました。大声でシュプレヒコールしたり、署名をお願いしたり大忙し。アピールにも書いてあったけれど、今回の事故で原発と国民生活が両立できないことや原子力エネルギー依存が間違っていることは明々白々。原発ゼロで自然エネルギーだけで、十分やっていける。

 今日のテレビでもやっていたけれど、「埋蔵電力」=自家発電や自然エネルギーが現在稼働中の原発すべての2倍以上も眠っている。これを使えば、明日、原発すべてを止めても電力が有り余るという。ところが、使えない理由が大口利用者であるかとか、電線使用料が高額であるとか・・・。以前、バイオマス発電をしている大規模製材所の視察に行った時、「自家廃材を燃やして電力を作っているけれど、架線利用料が高くて送電できず、蒸気を捨てている」という話を聞いた。実際大量の蒸気が捨てられていて、もったいないと思った。「架線(電力会社の電線)利用料が安くなれば、近くの学校等に送電できる。次世代エネルギーとして有望なのだけれど・・・」というので、実際に調べてみたら、関電もすごく高かった記憶がある。発電事業と送電(電線利用)を分けるべきだと思う。

 南相馬の肉牛の内部被爆。畜産業者の悲鳴を政府はどんなハートで聞いているのだろう。忍耐強く思いやりにあふれる東北の人たちを犠牲にしている今の原発行政に、待ったをかける国民の声を大きくしたいとつくづく思う。