四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

自治体学校in奈良

2011年07月23日 22時49分58秒 | Weblog

 第53回自治体学校が、奈良で始まりました。今日は、記念講演とリレートーク。絶不調だけれど、昨日の点滴が効いているみたいで朝から、フル回転。今は、風邪薬の眠気で意識朦朧。

 リレートークで福島や岩手の自治体労働者の話に胸がつまる。被災数日後、被災地を訪ねたら、幹部職員がネクタイに背広。「この非常時になぜ、この格好?」と尋ねたら、被災時のまま他の衣類も家もすべて流されこれしかない。とのこと。顔や足下はホームレスさながらで、不眠不休で働いていたとのこと。多くの自治体職員がこんな状況だった。

 今、長期の人的支援がほしいとのこと。保健師さんや土木関係の職員さんなら3ヶ月。事務職なら1年という。自治体職員の不休の働きで復旧の道が見え始めている。災害時に自治体職員の働きは底知れないものがある。自治体職員を減らすなんてもってのほか。

 大阪にも人的要請が来ているが、中核都市でも非正規雇用が多くて人材派遣ができないというのだ。吉野町内でも、機械的に「職員へらせ」という声もあるが、もっと、町の将来のために力を付けてもらう方が先決。ぜひ、災害に強い職員さんたちに育ってもらいたいものだと感じた。明日も一日で厳しい。遅刻しないようにもう、休みます。