水割り3杯の雑談

毎日、夕方6時を過ぎる頃、台所のテーブルで書いていたエッセイをブログに。足元にはエサをねだる愛猫が。私は68歳。

右脳、左脳

2008-03-06 00:08:14 | Weblog
この前の日曜日(2日)は、朝7時からTBSテレビの健康番組(司会:三宅裕司さん、根本美緒ちゃん)を観た。テーマは、『男と女の脳の違い』で、「男は右脳が発達しているので決断が速いが、反対に左脳が主役である女性は、たとえばレストランでメニューを見ながら、なかなか注文を決めないのは、それを愉しんでいるからだ」という医師の解説を聞いて、その通りだと思った。 家人とデパートへセーターを買いに行く。セーター売場は4階である。しかし、家人はエスカレーターを利用せず、1階でハンドバッグを、2階で化粧品を、3階では下着類を、というようにアチコチに立ち寄り、長い時間をかけて目的地に辿り着くのであって、そのころは、「せっかく来たのだから、何でもみておかばければと思っている」のだろうと想像していたが、あれは、左脳の為せるモノだったようだ。現在でも、家人と次女は月に一、二度、通販のアレコレ選びを左脳を寄せ合いながら愉しんでいる(長女は右脳型なのか、そういうことに熱心でないようだ)。 女性にモテる叔父(父の弟)がいた。 美男でもないし、なぜ女性に人気があるのかが不思議だったが、その叔父が左脳型だった。 「次の日曜日はK子(自分の女房)の誕生日だから、渋谷の中華店へみんなで行こう、いや鮨屋の方がいいか、ちょっと高いけれど」に始まって、それが「やっぱり、K子の手料理で家で祝おうよ、それがいい」となるまでに、時間のかかる人だった。 すべてにマジメだから、「そんなこと、K子さんに任せればいいでしょう」とは言えなかった。 叔父は麻雀も下手だったし、競馬もやらなかった。そりゃそうだろう、競馬新聞を睨んで、「Aが本命、Bが対抗だが、Cも力をつけているようだし、Dも距離的に有利。Eも最近のタイムがいいので~」となったら、その前にレースが始まってしまう。