ここ最近の、自分の好きなことにはすごく取り組めるんだが、やらなくちゃいけないことにはなかなか取り組めずにいる息子の姿をみててハッと思いついたことがある。
最近、巷で騒がれてる「新型うつ」。
やらなくちゃいけないことや興味の持てないことには、まるっきり取り組めなくて、しまいにはとうとう仕事にもいけなくなっちゃうんだが、自分の興味があることや好きなことにはモチベーション高く取り組めてしまうという、
なんだかとても都合がよく、病気としてかばってもらえるんなら自分もひとつなってみたいとちょっと思わせるような現代社会の精神的な病なんだけど
これってもしかしたら「生活習慣病」なんじゃないかってね。
こうやって子どもの頃から嫌なことをすっ飛ばして生きてきて
いざ、どうしてもやらなくちゃいけないときに自分の気持ちをどうコントロールするかわからなくなってしまっちゃったのが「新型うつ」なんじゃなかろうか。
なんとか自分にご褒美をあげながらでも取り組んでればそういう力もついてきたはずなのに
そういうことをおろそかにしてきたツケが回ってきたんじゃないのかなって思った。
そういうことを考えると、同じ「うつ病」でも
自分の好きなことには生き生きと取り組めるヒトと
どんなことにも喜びが見出せなくなってしまって生きてく意欲も湧かずに苦しんでるヒトとが同じ病名なんて
ちょっと失礼な気がする。
ぜひとも「新型うつ」の病名は生活習慣病の一つとして新たな名前に変えて欲しいもんだね。
だが、はたしてどんな病名がいいのか、まではちょっと思いつかないが。
ネーミングのセンスはからっきし無いからなあ。
とはいうものの、
ただ単なる個人的な思いつきで名前もいじるのもどうかと思うんで
ぜひとも専門家の方々のこれからの研究成果に期待しようと思う今日この頃。