東海道は五街道の1つであり、江戸時代に徳川家康の指示で作られ、当時の首都であった江戸と京都を結んでいた。最も重要でよく使われる街道として、本州の東海岸近くを通っていたことから「東海道」の名がついた。この道に沿って、53の宿場が置かれ、旅行者のための厩舎、食事処、宿泊所が営まれていた。
遡ること3~4年前から漠然とこの「東海道53次」を自転車で走破する計画をしていたが勇気と、まとまった休暇も取れずに今日に至っていた。
前から各宿場の情報や近辺地図を揃え、程々の準備はできている。
更には、先に東海道を走破したHさんからお借りした「東海道の旅の本」が役に立つことであろう。
予定では9月24日(火)に出発する予定でいたが、台風20号が発生し、天候の影響を受けないうちにと思い切って、9月22日(日)予定を繰り上げて「日本橋」から「京都三条大橋」を目指し自転車で走破することにする。
東海道を昔の人は12泊13日の行程で歩いている。
走りに徹するのであれば4日を見れば十分なところであるが、そこは年齢(還暦過ぎ)・体力・実力を考慮し、また全宿場の観光も兼ねているので、最短でも5日間が必要となるが、取りあえずは、16時(日没間際かな?)になったらホテルを探す予定とするので、何日かかるか?
観光に時間をかければ、かけるほど日数が嵩んでしまうので、ほどほどとしよう。
荷物は最低限の着替え(ジャージ・レーパン・下着各3着、靴下4足、その他)、自転車用の消耗品・帰り用の輪行袋・簡易雨具・カメラ・現金等々である。これ等をリュック・サイクルフロントバック・サドルバックに入れた。
さて、この珍道中どうなることやら・・・・・
1日目 9月22日(日)
自宅を4時出発と考えていたが、5時半になってしまう(ここで1時間半の遅れ)早速、自転車で日本橋を目指す。途中のコンビニで朝食日本橋に6時40分着。
しばし休憩後、日本橋で写真を撮る。(今は高速道路の下である)
7時丁度、「東海道53次自転車旅」の出発です。
この辺りは当然当時の面影はない。
京橋(擬宝珠)江戸時代初期に大川(隅田川)から八丁堀(堀川)に続く船入堀として開削された京橋川に架かる橋でした。
田町「(西郷・勝海舟会見の地)碑)江戸城無血開城舞台となったのは田町である。」
高輪大木戸跡(東海道から江戸府内の入口として、また南の出入口として設けられた大木戸の跡である)
さて、品川宿(1番)である北品川へ到着、八ツ山橋から旧東海道に入る。
北品川から鈴ケ森までの3.8キロメートルにわたって、江戸時代と変わらぬ道幅が「旧東海道」として残っており、昔の道が、今は商店街となっています。
品川寺、 涙橋、
鈴ヶ森刑務所跡(涙橋の由来:慶安四年(1651)、 品川にお仕置場(鈴ヶ森刑場)が設けられました。ここで処刑される罪人は、 裸馬に乗せられて江戸府内から刑場に護送されてきました。この時、親族らがひそかに見送りにきて、この橋で共に涙を流しながら別れたということから、「涙橋」と呼ばれるようになりました。)
六郷橋を渡ると神奈川県川崎宿だ。
川崎宿(2番)へ、六郷の渡し
、旧街道に入ると
これがある。川崎宿はかつての面影は感じられない。
おっと、田中本陣跡を撮り忘れた。品川宿や川崎宿と時間をかけすぎたため先を急ぐこととする。鶴見川橋を渡り
神奈川宿(3番)ここは通り過ぎただけ、保土ヶ谷宿(4番)上方見附跡や一里塚
を見て権太坂(箱根駅伝でもよく耳にしますが、旧道を上ります。)結構堪えますね。
坂を上りきると、武相国境の木(武蔵国と相模国の境に、大きな木があったそうだ。)
ここでもうすぐ11時になってしまった。
先を急ぐことに、 戸塚宿(5番)、藤沢宿(6番)を通過 茅ヶ崎の松並木
一里塚
、鶴嶺八幡宮
、を見ながら平塚宿(7番)へ
またここでゆっくりしすぎたようだ。大磯宿(8番)
此処の松並木も素晴らしい。
小田原宿(9番)に着くともう14時42分だ、箱根峠を越えられなくなるかも、しかし、小休止、おにぎりで体力維持する。(本日2回目のおにぎりタイム)
先を急がねば、しかしまた箱根湯本近くのコンビニで休憩をする。(峠越えの為です。)この辺りは連休で車が渋滞している。
15時25分、旧箱根峠入口の三枚橋に到着、 よいしょ、よいしょと上っていく、途中は平らになったりするがやはりキツイ。
こんなに写真が撮れるほどのゆっくりペースの休憩ばかりだ。やっと畑宿に到着だ。1時間近くかかっている。しかし休憩せざるを得ない。
だって、こんな坂が続いている(七曲り)
これを見た瞬間、日没を覚悟する。上って、休んでの繰り返し。
峠の茶屋があったので一息入れようとしたら、
16時で閉店ですと言われた。仕方ないので上っていくことになる。(旧箱根峠を上るには早い時間に上りましょう!)
しばらく行くと「お玉ヶ池」があった。(どうやら心霊スポットらしい。薄暗くなってきたし、怖いので直ぐに立ち去る。)
17時30分頃、芦ノ湖だ。
あっという間に暗くなってくる、三島まで行くか迷ったが、後は下りだから行ってしまえと思い、走り出す、峠のてっぺんに着いても写真すら撮れません(シャッターを切っても写りませんでした。)ここから三島宿までの10数キロを下ります。(真っ暗の中) 助かったのは連休で車が多かったことです。(ヘッドライトのおかげです)しかし車が途切れると、また真っ暗に、非常に危険でした。(夜のダウンヒルは決してしてはいけないです。)なんだかんだ言いながら19時に三島宿に到着、ホテルを探しチェックイン、
自転車はフロント預かりとのことでした。
夕食を食べなければ、無性にラーメンが食べたくなる、あったぞ、
ごちそう様でした。(食べ過ぎ?)
暫くすると雨が勢いよく降り出した、明日は雨か?・・・・
本日の走行距離 162.63km
よく勉強してるね。
有難うございます。
その2以降も読んでみてくださいね
金沢で3万円程度のシティチャリに乗っているボンクラ者です。
最近宮尾岳氏の「アオバ自転車店」という漫画を読み始めまして、自分で創作活動をしようか、と考えています。
もし、不快でありませんでしたら、こちらのブログの記事内容も使いたいのですが・・・ダメでしたら諦めます。
乱文失礼いたしました。
初めまして
読んでいただき有難うございます。
大した内容もないブログですが、ご自由に使って結構ですよ。