広島電鉄小網町電停は、狭い道にあって安全地帯のホームはなく、車道に緑色の舗装がしてあるだけです。電車を待つ人は所在げなく、なんとなくその緑色のゾーンに立って電車を待ち、車が来たら少し路肩に引っ込んで、また電車が見えたら線路に近づいていきます。
ぼくはここで初めて乗車するのに、「電車が通り過ぎてしまうのでは・・・」と、思わず電車の運転手にタクシーに乗るときのように手を上げてしまいました。
小網町のすぐ横には鉄橋があり、ここだけ専用軌道。橋を渡るとまた車道を走る。
数少ない「被爆電車」の652号が小網町に停車。
小網町電停にはホームがなく、駅名標と時刻表もこんな感じで所在気なし。
そういえば、東京の日本橋にも小網町という住所があったような。大手町といい旧城下町には同じ地名が存在することが多い。