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「衆議院選挙」の結果に思う-この国はどこに行くのだろうか

2014-12-15 09:21:11 | 世の中の状況について

  【2014年12月15日記】

 衆議院選挙の結果が出て、自民党大勝とまでは行かないにしても、憲法改正(改悪)に必要な3分の2を与党が確保した。せめてもの救いは、沖縄小選挙区で自民党当選者がいなくなったことだ。

 憲法改正への動き、集団的自衛権の問題、特別秘密保護法の施行など、【戦争をする国】への準備を着々進める安倍内閣に対して、共産党と一部の良識派を除いて、いわゆる【野党】があまりにもふがいないのだ。だから、過半数近くの国民がそっぽを向いてしまった。これには、マスコミも大きな責任がある。

 野党と言うが、たまたま政権を担っていないだけで、どの辺が野党なのかさっぱりわからない。『民主党』の代表の顔とともに並べられた「今こそ流れを変えよう」という言葉が空々しい。本当にそのチャンスがあった時に、変えなかったのだから、そっぽを向かれても当然だ。
 『維新』にしても、何を持って野党といえるのか。集散離合を繰り返す政党(?)は論外だ。

 消費税再値上げ、原発再稼働、TPP推進、非正規雇用を拡大・恒久化する労働者派遣法の改悪、格差の極端なまでの拡大と、問題は山積みなのに先の見えにくい状況が続く。

 確かに『共産党』は躍進した。まともな政策を示し、一貫しているからある意味当然だ。しかし、『自民党』に対抗するにはまだまだ少なすぎる。

 そんな中で、『沖縄』での勝利は、希望の星だ。

 それを、その一部分でも『本土』で実行できなかったか、悔いが残る。【野党】の現状を見れば、それも無理かなとは思うが、せめて『【戦争をする国】に反対する』、(または『九条改悪反対』)という合い言葉で、与党に【3分の2】を与えない範囲ででも、共闘ができなかったものかと思う。

 これからが正念場だ。



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