この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

最近のことなど、徒然に・・・コロナ禍と家に居れない事情

2020-05-13 20:04:49 | 世の中の状況について
                                        【 緊急事態宣言発令直後の地下鉄 】  

    【 5月12日 記 】

 最近のニュース・報道は、【新型コロナ】関連一色という様相である。4月の中旬に「緊急事態宣言」が全国に拡大されて、ここ京都でも「特定警戒都道府県」に指定されて、それまで部分的に利用できた図書館も喫茶店もスポーツジムも映画館も全て利用できなくなってしまった。ようやく最近、感染拡大のペースも下降する気配が見えてきたが、いつ収束するか全く予断を許さない。

                        
                             【 4月上旬、桜満開-でも人影もない加茂川 】

     〇             〇                 〇

 体調変化の兆候は昨年の12月中旬頃からだった。異様な音というか、耳の奥で唸るように響く圧迫感で目を覚まし、同時に耳の後ろから脳髄に向けて絞り込むような痛みで寝られず、音源を探し求め夜中に家中をさまようことがあって、それ以来、正体不明の振動音というか圧迫感に悩まされ続けている。波打つ音はコンプレッサーから発せられる音に似ているが、同居の妻は何も感じないという。
 モノの本によれば、「低周波騒音」というのがあって、それを発生させる給湯器やエアコンなどのコンプレッサーが原因だという。厄介なことに、大音響の騒音と違い、低周波音の場合、感じる人と感じない人がいて、前者は小数派だということだ。周りが静かな夜間に感じることが多く、音だけならまだしも頭痛や肩・首の痛み、全身のしびれ感などが伴うから始末が悪い。大学病院や地域の中核病院を訪ね脳のMRIをとっても異常はなく、耳鼻科、脳神経関連の専門医が見ても異常は見当たらず、わからないい、お手上げ状態だ。

        
                                  【 4月中旬 夕闇迫る加茂川を散歩 】  

 そこに、このコロナ騒動である。それまで避難先にしていた図書館の自習室や喫茶店の席が使えない。居場所がなくなり途方に暮れる。
 最近では、その《音》に過敏に反応して、昼間でも家のどこにいても耳に響くようになり、同時に脳髄から肩にかけてシクシクと痛み出す。だから家の中には居られない日が続いていた。

                     
                 【 嵯峨広沢の池のほとりにたたずむ「十一面観音立造」 】           【 広沢の池-いつもと違いだいぶ閑散としている 】  
          
             【 閑散とした「渡月橋」 】                            【 いつもは大混雑の嵐山「天龍寺」まえのメインストリート 】 


 不思議なことに、一歩外に出て家から離れると、うそのようにその圧迫感は消えて痛みも治まる。家に戻ると1分もしないうちに痛み出す。このことを医者に伝えても、ある医者は「耳鳴りでしょ。」といって、それ以上は話を聞こうともせず、耳鳴りを抑える漢方薬を処方して追い返したり、別の脳神経外科の専門医はMRIの画像を見て異常がないとみるや、「私の専門外ですから、他をあたってください。」といって耳を貸そうともしない。精神科の医者は首をかしげるばかりである。外因があって、実際に苦しんでいるのだから、何らかの対応を考えるのが普通だと思うのだが、そういう気心を持った医者になかなか出会えない。専門分化しすぎたためか、それとも無難に日常業務をこなし、それなりの収入があればいいと思っているのか。

        
                    【 北区中川郷の桜 】                       【 中川の北山杉作業場 】
                               以上 --- いずれも4月21日、チャリンコで回る


 最近ネットで、【ノイズキャンセリング・ヘッドフォン】(周囲の音を拾い、それと逆位相の音波を内部アンプで生成して、音を打ち消し合い消音するという仕組みらしい)というシロモノを見つけ試してみることにした。「Sound Analyzer」というスマホアプリで(本格的に低周波音を測定する「リオン社製の機械は1台で160万円もするとかでとても手がでないし、京都市は所有しているそうだが、高価なため一般には貸し出してくれないから使えない)音波を測定してみると、【私を悩ます音】の周波数が〈50Hz~80Hz〉の間らしいと見当がついたので、その製品(ノイキャン)の「仕様書」を見ると、収音マイクの有効範囲が《50Hz~8000Hz》とあったので、淡い期待を持って購入してみた。確かに日常の騒音は見事に消され、地下鉄の中でも、再生する音楽だけが騒音にかき消されずにきれいに聞こえる代物だった。しかしやはり、カタログの仕様書であって規格と実際には差がある。私の耳に響く低周波音は幾分弱まった感じはするが、音楽を止めてもその部分だけはしっかり耳に響く。それでも無いよりましで、在宅の時はそれでしのぐことにしている。(音楽を流せば気にならないので・・・しかしあとでしっかり首筋が痛む! のが難点。でも、この原理を利用すれば、4Hzからの音も拾えるマイクをつけて、それを打ち消す音波を生成出来たら問題は半分解決できるのでは! メーカーさんかそれなりの力量のある方の開発を期待します。

                         
                             【 5月8日 北区真弓地区から「半国高山」へ-登山中、誰にも会わず 】

                
                  【 北山「半国高山」尾根道から大森集落を見下ろす 】                   【 北区真弓の「八幡宮神社」 横の登山口に降りる 】

 そんなこんなで、家にいることが辛い日々が続く。そのせいと言っては何だが、できないことは【机に向かってパソコンを打つこと】である。だから、このブログの投稿も滞ったままだ。映画が見られないから新たな記事もかけないが『スイス旅行記』は未完のままだ。毎年書いている『年間映画総集編』も途中で放り出している。

             
                                      【 連休中、家族連れがたむろする賀茂川河川敷 】

 《Stay Home!-家に居ろ!》と言われても、簡単にそうするわけもいかず、昼夜を問わずあちこちをさまよう。近くに賀茂川があって助かっている。陽気のいい頃はベンチに座り本を読むか、寝転んで空を見ながらぼーっと過ごす。ここもだめだと言われたらどうしようかと思う。夜は駐車場の車の中で過ごすこともあるが、近所の人に怪しまれるのがかなわない。
 買い物もなく天気が良かったら、北山に出かけるのがいい。半日、荒れた山道を歩いていれば人に会うこともない。

          
                【 遠くに比叡山と「藤の木社」 】                  【 上賀茂社家町を流れる「明神川」 】 

 こんな生活いつまで続くのだろう。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『娘は戦場で生まれた』-ジ... | トップ | 『世界でいちばん貧しい大統... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

世の中の状況について」カテゴリの最新記事