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最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

気分転換に『箕面大滝と勝尾寺』方面へドライブ&サイクリング&ハイキング

2022-05-31 22:48:45 | 近所を散策・サイクリング
                                       【 2022年5月19日 新緑の『箕面大滝』 】

  【 2022年5月19日 】(5月29日、記)

      9:20自宅出発-名神南ICー(名神・新名神経由)ー箕面とどろみIC-11:00勝尾寺到着ー(境内散策)
      -11:30車を置いて自転車で山を下る-13:00箕面公園入口着-(自転車を置いて大滝に向かい渓谷沿いを歩く)
      -13:40野口英世像前到着-14:15大滝到着-14:35大滝前出発-15:00箕面ビジターセンター前到着
      -15:30勝尾寺手前の車に到着-15:50箕面公園でチャリを回収-(箕面から茨城へ、国道171号経由で)
      -18:00京都上賀茂の自宅着

 
 その前日も雲一つない快晴で、どこかに行ってみようと思いつつ、ふんぎりがつかなく部屋の中ではかどらない作業をしていたが、その夜、明日も快晴との天気予報を聞いて、思い切り出かけることにする。

 いつも通りの朝食を済ませ、「今日はちょっと山でも行ってくる」と言い残し、例のように自転車を車に積んで9時半に家を出発する。賀茂川を渡るまで、前夜見ていたガイドブックの行先のうち、神戸六甲山にするか箕面にするか迷ったが、国道1号線を南インターに入ったときに箕面に決めた。

 箕面にするなら、新名神の「箕面とどろみIC」まで行って勝尾寺に車を置き、そこから自転車で箕面公園まで下り、そこにチャリを置いて渓流を遡り箕面大滝を見て、徒歩で勝尾寺まで戻る道筋を考えていた。

 午前10時に南インターで名神に入り、高槻から新名神を行く。吹田から西宮まで、先方が工事で通行止めというから、こちらのルートで正解だと思った。大きく迂回し山間のトンネルだらけのルートを10時半過ぎ「箕面とどろみIC」を通過。どちらに行ったらいいか迷ったが、勝尾寺の案内板をたよりにグネグネ曲がった山道を進む。

                
                      【 箕面とどろみIC付近から勝尾寺までの道のり 】

 11時ちょうどに勝尾寺のバス停に到着。寺の駐車場に入れようと思ったら、意外と高い料金だったので、2~300メートル戻った道路の膨らんだ路肩に車を停めて、自転車に乗り換える。寺の前まで来て、どうしようかと迷ったが、せっかくここまで来たことだし境内を見ることに。山を下り、箕面公園からハイキングを終えてからの帰りに寺を見学しようとも思ったが、閉門に間に合わないことも考え、先に山門をくぐることに。

             

 こんな山の上に、このような大きなお寺があるとは思わなかった。500円を払い、山門をくぐると大きな池があり、橋を渡って進んでいくと、左右に広大な境内が広がっている。前方の高台になっている丘の上には本堂や鐘楼らしき建物の屋根が見える。ぐるっと一回りするだけでもかなりの時間がかかりそうだ。
                             
                                     
                                                【 意外と広い勝尾寺の境内 】

 案内のチラシを見てみると、この寺は「勝運の寺」と呼ばれているらしい。

                 
                      【 名物の「勝ち達磨」 】

 境内のそこいらじゅうに【勝運成就】して奉納されたという大小さまざまな「勝ちダルマ」が置かれている。小さいものは通路と緑地を隔てる杭の上やら、足元を照らす照明器具の上やら、所せましというように何百、何千個も置かれている。

                            
                               【 境内のそこいらじゅうに「ミニ勝ち達磨」が置かれている 】

 もっとゆっくり見学したい気持ちもあったが、先があるので、速足で周遊ルートを一周して出口に急ぐ。山門前のバス停横に置いた自転車に乗り、山を下ることにする。

 来た道を戻り、渓流に沿った道(4号線)もあったが「有料道路」の表示もあって2輪は通行禁止と有ったので(案内書が10年以上前のもので古い)自転車は通れないと思い、寺の前から東方向に進み43号線を下ることにした。

             
                 【 勝尾寺から下山して、箕面公園までの道のり-かなり遠回りした 】

 急な山道を一気に下り、途中、西方向に分岐する道もあったが行き止まりだったりして、さらに下る。坂道を南に下る適当なところで左折して西に向かえば、そのうち阪急箕面駅に出られると思っていたが、道は知らないうちに南ではなく東に向かっていて、ここいらで左に曲がり西に方向を変えたと思っていたが、南にどんどん進んでいたことになっていた。そのことに気づいた頃には阪大医学部近くまで来てしまっていた。万博公園の西のヘリあたりを南下して千里東公園あたりまで来て、ようやく針路を北に向ける。阪急北千里線に沿って北上し、北千里駅近くまで来てようやく先が見えてきた。ややこしい道を箕面方面の看板をたよりに、ようやく阪急箕面駅に着いた時はほっとした。時計を見ると13時だった。途中、もしかしたら日没までに、車の置いてある「勝尾寺」まで戻れないかと思ったりもしたが、何とかなりそうだ。

                          
                          【 ようやく箕面公園入口にある某有名ホテルにたどり着く 】

 駅前を観光ホテルを目印に公園入口に向かう。入り口にトイレと駐輪場があり、そこに自転車を柱につなぎ、いよいよ歩き始める。

 数十年前、車で子供を連れここまで来た記憶がある。その時は大滝まで1時間の案内を見て、散策はせず帰った。
 秋に来たらさぞきれいだと思う。初夏はそれでも新緑が輝いて美しい。平日だがコロナにも拘らず人出もある。声を掛け合い渓流を見ながら上を目指す。

          
                  【 どうしてここに野口英世の銅像が❓ 】

 道は何筋もあって交差している。渓流の杉すぐ横の道もあるが、山肌の道を進む。途中、わき道を入った所に「野口英世の銅像」があるという。どうしてここにと思うが立ち寄ってみる。

                      
                                  【 箕面渓谷の前半部 】
 
 しばらくすすんでトイレのある休息所で遅い昼食にする。お茶屋の売店はしまっていて途中で買ったパウンドケーキと持参のおにぎりをほおばる。

                                   
                                      【 新緑の緑の中を進む-秋の紅葉時はあざやかに違いない 】

 小休止のあと、歩を進める。流れが近くになり、右に左に渓流沿いに進むと滝の音が聞こえる。

              
                  【 大滝の近くにある立派なトイレ 】

 少し進むと立派なトイレがあり、その先を進むと大滝の前に出た。滝の周辺は大勢の人がいる。先生に引率された高校生らしき一団が気勢を上げてにぎやかだ。

           
                                 【 大滝に到着 】 

 滝は想像していたより大きく迫力があった。落差は20m以上あるのだろうか。右に行き左に回り込みいろんな角度から眺めるが、飽きない。ベンチに座り、水の落ちる様子を眺める。
 
 行かなければならない。まだこれら半分近くの行程が残っている。滝を右に回り込み滝の上に出る。しばらく行くと車道に出て駐車場があった。下の公園入口から歩くのがつらい人は、ここまで車で来て5分ほど歩けば滝のそばまで来れる。
 駐車場を過ぎると人影がほとんど無くなる。渓流沿いの曲がりくねった車道を10分ほど進むと「箕面ビジターセンター」の入口についた。

             
                  【 箕面ビジターセンター入口 】

 ここから、また山道に入る。山道はビジターセンターの中を行き、駐車場の手前をUターンするように階段を上っていく。

                 
                      【 勝尾寺に至る自然歩道の道筋 】

 急な階段を上り切ったところに道路をまたぐ橋があり、それをわたリきると、「東海道自然歩道」と「自然探索路4号線」の分岐点がある。山の頂上を目指すなら左の「東海道自然歩道」を行くのだが、時間も無いので右の道を行く。下の4号線の道路を車が走りすぎていく。

         
                                       【 東海道自然歩道と自然探索路4号線の分岐点 】

 ここもきれいに整備された歩きやすい道だ。谷に沿って水平な道が続き、車の音が近くなったと思ったら、坂をどんどん下り車道に出た。

                          
                               【 もう少し進めば、車道に出る 】

 車まで大分距離があると思っていたら、5分もしないうちに黄色い車体を路肩に見つけた。15時半、車に乗る。これなら約束の19時帰宅に充分間に合うから、どこか適当なところで風呂入って帰ろうと思う。

 Uターンして、自転車で下りた道とは別の、大滝の横を通るかつての有料道路を公園入口まで一気に下る。20分もかからず自転車を置いたところまできて、16時に帰宅の途に。
 そこから171号線を茨木まで行き、高速に乗り早き帰宅するつもりだったが、茨木ICで乗り損ね(左ばかり見ていて入口を探していたが、何と、右折進入だった!)仕方なく、171を何度も信号で止められながら、ようやく18時に自宅に到着する。

                       (おしまい)





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