この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

本『お笑い 維新劇場』-大阪万博を利用する「半グレ」政党(佐高信・西谷文和) を読む!

2024-10-07 11:22:10 | 最近読んだ本・感想
  【 2024年9月28日 】      

 弁護士会館で開かれた講演会「紛争地から見た憲法9条~」で西谷文和さんがガザ、ウクライナ、アフガニスタンの取材の話をしたのだが、「大阪維新の会」の話の方が面白くて、会場で販売していた《もうこれ以上買ってはいけない》本を購入してしまった。帰る電車の中で読みつづけ、家に帰っても読んで、1日半で読み終えてしまった。
 
 兵庫県の(元)斎藤知事がトンデモナイことをやらかし、その上で反省もせず再度知事選に立候補するということを耳にして、維新以上の《ワル》がいるもんだと驚いていたら、同じ穴の狢だった。

 大阪でなぜ「維新の会」がどうして強いのか、「どうして大阪府市民は、あれだけ痛い目にあっても維新を支持するのか、漠然としていたものが少しわかったような気がした。
 
 
 『テレビ、マスコミは吉本をはじめ、タレントを総動員して「維新」を祭り上げる
  (松井の《雨合羽》も吉村の《イソジン》もなんのその)
 『大阪には、地方紙がなく、マスコミは何も批判しない
  (大手紙は官邸にしっかり首根っこをつかまれている)
 そして、
 『どうせ維新には勝てないというあきらめ
  (地方議員や勝共連合の集票力)

 これらの複合力が維新を生きながらえさせていると、著者はいう。

 しかし、維新の固定支持層は限られている(最近は少しは落ちている)ので、投票率があがれば(諦めないで、投票に行けば【勝てる】という確信が必要と。

 まあ、維新とマスコミがどんな悪さをしてきたが、じっくりこの本を読んでみるべし。




 

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