パソコンで音楽(midi)を作ろう!-その2-音の高低

2010-03-02 15:59:34 | パソコンで音楽(midi)を作ろう!講座
前回は「↑」と「↓」でオクターブを上げたり下げたりしてみました。

実はこの記号以外にもオクターブを上げたり下げたりする記号があります。

今回はそれについて書きますね。

「‘」シングルクォーテーションと「”」ダブルクォーテーションです。

「‘」は「この次の音にのみ有効でオクターブを一つあげる」という記号です。

前回のドレミファソラシドを例にとってみましょう。



ドから上のドまでいって戻ってくるのはこう書きましたよね。

ところが「‘」を使うことによってこうあらわせるようになります。



つまりこれは、ドレミファソラシまではそのままで、次のドだけを「‘」で上げます。

そして「↑」ではないのでそのままシラソファミレドと書いても大丈夫ということですね。

逆に「”」は次の音だけを一オクターブ下げるという記号です。

ではこうするとどうなるでしょうか。



再生してみるとドがどんどん高くなっていきます。

つまり言いたいことは「‘」を連続させると何オクターブでも一度にあげられるということです。

「”」も勿論連続して使えますが「↑」「↓」も同様に連続して使えます。

ただ注意してほしいのは「↑」と「↓」は「‘」などと違い、上げた分は上がりっぱなしです。

最後に、これはどうなるでしょう。



再生してみると同じドが2回なります。

この仕組みはまず、「↓」で全体のオクターブが一つ下がります。

次に「‘」で次の音のみオクターブが一つ上がります。

なので最初のドは普通になるんですね。

次の一つ目の「↑」で最初に下げた「↓」分のオクターブが戻ります。

そして次の「↑」で全体のオクターブが一つ上がります。

しかし次の「”」で次の音のみがオクターブ一つ下がります。

なので次のドは前の音と同じ高さでなるんですね。

分かって頂けましたか?ここら辺は慣れていけばそんなに難しい話ではないです。

次回もまだ音楽っぽいことは出来ません…もうちょっと基礎を固めましょう。ではー。


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