浜松町あたりから既にヲタクばっかで引きました。。やっぱりこういう系のイベントだったのかと悟る。
１０年くらいネットでは通じ合ってた人と初めて顔合わせたりしてちょっと新鮮な気分になりました。
東方、ボーカロイド、アニメゲーム関連、創作萌え系、その他といったところでした、色々回りましたが「蛍光灯バンド」とか言うのが一番面白かった。
会いたい人に会えなかったのがかなり残念でしたがまた機会狙って行こうと思います。
結構マイナーな音楽系の同人イベントであろうＭ３に、リアル友人が出展すると聴いてビビりました。
テキスト音楽サクラユーザーのブースのためだけに行くのもどうしようかなぁと思ってたんですが友人のサークルも見るためにもいこうかしら。
以外とボーカロイドとかばっかりじゃなさそうで、音楽というより音がメインだそうです。
タップダンサーとかもいるのかな。
最近僕の周りで車やバイクの話題が飛び交いそういう文明の利器が無ければどこにもいけないみたいな迷信に友人や家族が洗脳されていて、いつか自分もそうなるんじゃないかと思い怖くなったのでチャリの限界を探る旅に。
文明に侵されてる人たちに対抗するべくもちろんスマホ（というか所持してない）も地図も持たずに最低限の方位磁針のみで西を目指します。
神奈川ですが大分田舎に。大自然すぎて何か笑っちゃいました。
進みます。
実はこの時点でどこに行くかは決めてなくてとにかく西に、三重か京都あたりに行きたいなと漠然と考えていました。
トンネルの落書き。これを見た瞬間三重の神宮に行くことに決定。導かれたようです。
こんな廃墟も東京にはほとんどないです。
神社や祠の数も多くて楽しい。
これから何日もお世話になるであろうコンビニの第一号に入店！…しようとしましたがまさかの１時間前に閉店しましたとか言われて追い出されましたｗｗ
方位磁針に導かれるまま西へ進みます。
でっかい公園にでました。エレベーター乗らなきゃ進めなかったのでチャリを無理やりエレベーターに押し込んで登る破目に。。乗っちゃいけなそうだったけどしかたない。
ダム登場…行く手を阻まれる。
しかし管理のお姉さんに聞いたらチャリでもいけるらしいのでここでもまたエレベーターにチャリを乗せて上り、ダム沿いを走る。
サルがいました。なんか生活場所を失われていく動物達で、まさにもののけ姫な感じでした。
大分日が暮れる。
腹が減ったので山にあったオシャンティーな店に入店。ペペロンチーノが神懸かっておいしかったです。サイゼリヤ（笑）
日が完全に沈むもいい寝床が見つからないので仕方なく進む、がここら辺から大分ヤバイことに。
いつの間にか峠に入っており電灯がマジで一個も無い。唯一の明かりは自転車のこがなきゃつかないライトのみ。
いつのか知らない積もってる雪で滑りながら、後ろでおそらく何かの動物であろう足音が聞こえたときはマジで死んだと思いました。こんなところで寝るわけにはいかないので進む。
看板が立っているのは見えるんですが何が書いてあるかは読めないのでカメラのフラッシュ焚いてみると、そこには恐ろしい文字が。。マジで遭難の危機でした。
雪解けの水か知りませんが、ポタっと僕の頬に伝って、上を見上げるともっのすごい星空が！明かりが無い分普段見えないような星も見えました。
山の中で一人明かりひとつ無い中で星空を見上げるなんてロマンチックのようですがリアルではマジでこのまま遭難するかなと思ってました。
さらに進んでいくとどうやらかなり山道を登っていたようでずっとしたに文明の明かりが見えました。３０分くらい下り続けたときは風で体が冷え切っちゃいました。
そして少し進んで川を見つけたのでそこらで寝ようかなと思っているとチャリがパンク！
次の日に自転車屋探して直しにいこうと思いましたがもし山の中でパンクしてたらリアル死んでました。
川の横で寝袋にくるまり睡眠。寒さでガタガタして起床。
コンビニの人に近くに自転車屋ありますかと尋ねると「リバーハウス」というホームセンターがあるといわれ探しているとおそらくそれであろう場所が見つかりましたが名前は「ビバホーム」でした。。なんとなく近いけど。
９時半から開店らしいのでまだ時間があり近くのベンチで再び睡眠。
なんと自転車を直すには何日かかかるらしく、おまけに直す費用考えたら買ったほうがいいみたいな事を言われまさかの自転車を購入ｗｗ
７９８０円のギア無しのカス自転車で三重を目指す事に。。
防犯登録しようとしたらすんでる場所が神奈川じゃなかったので出来ませんでした。東京から来てなんでここで自転車買うの？みたいに聞かれて、旅してるんですみたいに答えたら「旅人の方ですか」見たいに言われてちょっと面白かった。
とにかくこれで出発！
国道２４６だったかな。とにかくここを突っ走ります。
花がきれい。
ママチャリじゃ来ちゃいけなそうなトンネルをなぜか通る事に。。
だんだん田舎臭がしてきました。
神社見つけるたびに写真撮るので若干時間ロス。
多分もうここらで静岡に入りだします。
鉄道そのものよりも線路や遮断機のほうがかっこいいと思います。鉄オタの素質は無いですね。
とにかく２４６を疾走。
チャリじゃいけない道路が多々あるのでそこは回り道しなきゃなりません。こういうときよく迷う。
どんだけ迷路なんだよとか思いながら進みましたが逆に一本道でした。
この名古屋をはるか先に行った先が目的地。意外と心が折れそう。。でもなかったです。
ちょうどいい公園で、渋谷のストリート生活の時に学んだ技術で頭体を洗っていきます。ここで寝ようと思いましたがまだ元気があったので進みました。
道路沿いのベンチで寝る事に。車がうるさいけど夜中になると段々静まっていった気がします。
起床。進むぞ！（この空気入れ、チャリ買ったときに一緒に買ったけど結局一回も使わずに無くした）
ここら辺からは国道一号線をひたすら進むお仕事。段々体に不具合が出てきます。
かっこいい神様仏様像。何か小さい方がかっこいいって日本人ぽいような気がする。
田中神社。
とりあえず名古屋は通り越さなきゃなのでまだまだ先です。
徐々に意識が朦朧とし始めているのかなぜこんな写真を撮ったのかよく思い出せません。
と思ったら思い出しました。１号線に出たいのですが道が見つからず行き方が分からないので道路だけ見つかった写真を撮ったんでした。
で牛も発見。
発見。いきましょう。
こういうバイパス？っていうのが出てくるたびに道に迷います。チャリじゃいけないので回り道をしていこうとする間に迷います。やっぱり文明の力がほしい。けど無くていけないわけじゃない、そこを勘違いしてると文明に侵される。
かっこいい名前のトンネル。
ここでなんと豪雨！そしてカッパも持ってないｗｗ（あるにはあるけど完全じゃなくて降られまくるとしみ込む）
ベッシャベシャになり、それでも仕方ないので進む。
トンネルの下で睡眠。パンツと下シャツだけになって服はチャリに掛けて乾かしながら寝ました。
熱がドンドンコンクリに吸い取られ体力が消耗。これマジで死ぬの覚悟しながら寝ました。
夜中、風がビュンビュン吹き出し、掛けてた服が乾いていたので着てもう一度寝る。やっとあったかい！けど十分寒い。
起床。
この風のヤバさが分かるでしょうか。チャリが全く進みません（100％向かい風。多分地形の影響だと思う）
手に段々生気がなくなっていくのが分かります。
海が見えます。厳島神社っぽい鳥居がかっこいいっすね。
しっかし風がやばい。そりゃ風力発電機も立てますわ。
砂浜にでました。何か自然に圧倒されすぎて怖かったです。この感覚が多分神社とか日本の神様の源流なんでしょうね。
海の脇にあった神社。
お参りして戻ると、自転車が風で倒れてました。
で遠めから見るとバックが無くて、パクられた！？と思ったんですが排水溝の溝に落ちてて、ぬれた～！とか思ったんですがここで小さな奇跡が！
ちょうどいい具合に空気入れがつっかえになってとまってました。やはり神のご加護が。。
さらに進む。チャリじゃトンネルはくぐれないそうなので仕方なくその上を上る。海がきれい。
愛知きたあああ！でもまだ大分先です。
進みましょうか。
でっけえ鳥居が。入っていきます。
手水のやり方とか参拝方法とか書いてる看板ってほぼ100％女の子がやってると思うんですけどなんででしょう。
京都にいけなくて伏見稲荷感じられなかった分、かなり規模は小さいですが千本鳥居くぐってきました。
さらば。
マックにて。手がパンパンでやばいｗｗ
鳥が死んでました。
夜になります。毎回夜進んでるときって何か怖かったです。
なぞのキャッスルがありました。
熱田神宮、最初はスルーしようと思ったんですが道に迷ったせいで結局行くことにしました（このときはスルーする予定）
さらにずっと進んで大分広い空き地のど真ん中で寝ることにしました。通報されるかなと思ってたんですが意外と誰もきませんでした。
起床。もう足がガクガクでやばい。でも走り出して1時間もすれば痛みが無くなって来るので起床後が一番の壁でした。
熱田神宮到着。結構写真撮ったんですが割愛で。
進みましょう。
多分もう三重入ってます。後ちょっとだーー。
ここらあたりから、段々自分がテレビゲームのRPGのマップに居る気がしてました。ポケモンとかチャリ乗り回す主人公の気持ちをまさか生身で体感するとは。。
ついにここまで着ました。。このときの精神では63キロがとても短く感じてました。頭バグってます。
田舎すぎてやばい。マックとか入ると方言がデフォでビビりました。
ここらへんから十時間くらいひったすらまっすぐだった気がします。
メチャメチャ入りたかったけどスルー。
影が伸びてきました。
伊勢市きた。この日の間に神宮入りたかったんですが時間的に夜中になっちゃうのであきらめて次の朝行くことにする。
つ。。ついにきました。。身震いが。。
しかしここに来て再びパンクｗｗｗチャリ屋いって治してもらいました。
「全体的に新しいのにタイヤはかなり乗り込んでますね～」とか言われたときは笑いましたｗｗまだ買って３日くらいだったんですけど。。
墓地の隣の空き地で寝ることにしました。
感覚がマヒしてきて寒いんですけどもうそんなの関係ありませんでした。
起床。ついに神宮の外宮へ。。外宮先祭を心がけます。
朝なので全然人が居ない。
ジャパンを感じます。
散々本で読んだり、レポート書いたりした外宮のお千木鰹木をリアルで見てきました。
今年が式年遷宮なので実質一番古い状態です。
警備員の人が神社関連のことメッチャ詳しかったです。
一通り見学終わったので次に内宮へいきましょう。
さらば。
そして内宮へ。。ご一行さんみたいなのが結構居ましたが少人数グループはほとんど居ませんでした（朝7時ごろだったから）
参道の真ん中は神様が通る道だからということで真ん中通ってきました。
水冷たかったです。
よくTV等取り上げられる五十鈴川。思ってたよりショボかったです。
マジで神宮着いたんだなと今更ながらビビってます。
進みます。
ついに本座へ。。ここから先はカメラ厳禁でした。
正直僕はここから見たとき五十鈴川と同じで、案外こんなもんかと思いました。
で、階段上ってくとヤバイ。一段上る毎にこう圧迫感てか威圧感てか、そういうのマジで感じました。
オイオイオイオイオイオイオイってなってこれはいよいよやべえってなって、上りきって。
うへぇぇぇってマジ呆然。で、カーテンみたいなのが拝殿についてたんですけどそれが風でブァアアアアって巻き上がる。
たとえば、どこどこのどういう名前の神様がいらっしゃる。。とかはブッチャケ信じられないんですけど、何かヤバイ、ってのは感じました。
多分こういうのが教義としてまとまる以前のアニミズムの源流なんでしょうね。それでこそ神道だと思ってるのでそういう雰囲気を感じられてよかったです。
……では、TOKYOに帰りましょうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
休憩所。お茶かなんか飲めたのでよかったです。
周りにもかなりの神社がありました。ここは月読尊祭ってた場所だったかしら。
では。帰りましょう。
三重よさらば。
確か一日で愛知までこれました。早く家で寝たすぎてスピードアップしてます。
公園で寝たんですが雨が降ってきたときはマジで絶望と恐怖で発狂しかけました（というか発狂した）
起床。また例の海が見えてきました。
これもう静岡はいってたのかな。。よく覚えてませんが廃墟です。
旅館だったのかなんだったのかよく分かりませんがこういう雰囲気も好きです。
テトラポッド。
さらば大地よ、大海よ。
津波きたときの非難場所が面白そうだったので上ってみました。
馬鹿は高いところ好むって誰か言ってましたがマジでその通りだと思います。
帰りましょう。
きれいですね。でもどこで撮ったのかもう覚えてません。でもきれいです。
ベンチがあってとガラス張りになってるバス亭で寝ることに。
しかしここに来て初めて警察に通報されるｗｗｗｗｗｗｗ
一応事情話して分かってもらって、ここから先寝れる場所も無いからといってここで寝ていいよと言われそのまま去っていきました。
「こんな寒いところで大丈夫？」と心配されましたが今までで一番暖かかったです。
起床。進んでいきます。
東京の文字が出てくるだけでメチャメチャうれしかったです。距離が書かれるって事は一先ずの目標が立てられるので。
箱根が近くにあると思います。
ふじやま。
この後どこかで寝たと思うんですがもう忘れちゃいました。。カメラの電池が切れていたので写真もコレ以降とっていません。
最終日は24時間ぶっ通しでこぎ続けて家に着きました。
行きに5日、帰りに4日でした。
とりあえず分かったこと。
・チャリとコンビニさえあれば、陸がつながってるなら日本ならどこでも行けるということ。
・以外と死なないということ。
・極限状態になると満腹にならないということ。
パッと思い浮かんだのはここらへんですかね。以外と死なないのを知れたのは、これから生きてく上でプラスになると思います。
いつか、また時間があれば遠くに行きたいです。
チャリ乗ってる若者と出会ったときは親切にしてくれるとうれしいです。
