学校帰りの小学生が、ちょっとした段差の上に建ってる家の床下に続く穴のフェンス
(画像の右上にある感じのフェンス)
を外から、内側を真剣に覗き込んでいたのを見て、衝撃を受けました。
そしてそれを、お姉ちゃんらしき高学年の子が、やめてとか言って注意してるのを見てさらに衝撃を受けました。
僕はドブとか、でかい壁にたくさんついてる丸い排水溝(よく缶が詰められてる)とか、マンションの裏とか、もちろん家の床下だっていつも興味があって覗いていたのに、いつの間にか、気にも留めずに、自然と視界からカットしていることに僕は気づきました。
子供の頃の視界はもう戻ってこないものだと分かって、その衝撃で心にぽっかりと穴が開いた気がして、虚しい気持ちにさいなまれました。
あれもこれものモラトリアム人間でこそ、世界は色に満ち溢れ、次第に自分を確立していけば、世界は白黒になってゆき、次第にピントも一定の場所にしか合わなくなるのかもしれないと思ったとき、恐怖すらおぼえました。
そういう事にならないように、皆さんもこれからはいろんな家の床下を覗きつつ道を進みましょう。
写真は関係ありません。けどベストショットです。