メジャー所で言えば、絵や音楽、後は書道なんかも芸術でしょうか。
僕は芸術家でもなんでもないですが、芸術には絶対的共通点があると思うんです。
芸術って、絶対崩してはいけない本質部分と、崩しても良いオリジナリティの表現のくずし、で出来てると思うんですよね。
例えば、絵で人を書こうして、人体の仕組みも知らずにアニメ風な絵を描くのは絶対無理ですよね。
骨や筋肉の仕組みを知ってから、それをどうアニメ風にくずすか、それによってオリジナリティあふれる芸術が生まれると思うんです。
けど本質の人体の仕組みを崩して描いてちゃ、なんじゃこれ、ってなりますよね。
音楽も一緒で、拍子があり、小節で区切られてる本質があるからこそ、その中で音符を自分なりに配置できるんです。
崩しちゃいけない枠組みの中で音を躍らせるんですね。
書道もそう、いきなり行書で書いたってそれっぽくは見えるけど、やっぱり楷書がしっかり描ける人が出すくずし方のほうが圧倒的に人をひきつける。
絶対的枠組みとくずし、これが芸術の本質だと思いました。
(でも最近は現代音楽や、マルセルデュシャンのヒゲモナリザ、便器などがこの本質を壊しだしてますよね。この本質に囚われない可能性を彼らは追及してるのでしょう)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます