今日1月14日は3月に富山市で行われる『さだまさし』コンサートのチケットの発売日でした。
富山市では大和デパート、市民プラザ、北日本新聞で発売されていたのですが、10時に大和デパートに行ったら張り紙で完売と書かれておりました。(8時ごろから並ばれていたようです。)市民プラザ、北日本新聞と周ってみましたがいずれも完売、改めてまっさんの人気を再確認しました。日曜日に行われるのでなんとか入手できないか模索中です。
まっさんのチケットを一旦諦めて、ファボーレ東宝で『輪廻』と『THE 有頂天ホテル』を見てきました。邦画二本を続けてみたのは初めてですね。
まずは『輪廻』から。
監督は『呪怨』シリーズの「清水崇」。主演に『優香』、共演に『約三十の嘘』の「椎名桔平」、「香里奈」など。
女優の卵『渚』は、ホラー映画の旗手として名高い『松村監督』の実際に起きた事件を元にした新作映画のオーディションを受けた。異例の主役に抜擢された『渚』は他の出演陣とともに、事件の舞台でありその後廃墟と化したホテルへと赴むくが、そこで『渚』は不思議な感覚を覚える。
女子大生『弥生』は子供のころから赤い屋根のホテルの夢をよく見ていた。友人の紹介で前世の記憶を持つという女性に相談するが、その女性はほどなく失踪してしまうが・・・
ホラーの感想としては異例ですが、監督の術中にまんまと嵌り見事に騙されました。
この作品はJホラーシアターとして公開された『感染』『予言』に続く第二弾として公開された作品です。
新しいホラーの模索ともいえる企画で、本作もホラーと云えるのか、正直なところ微妙です。(怖さはあまり感じなかったですね。)
テーマとしては題名にもなっていますが、輪廻転生です。生まれ変わるとはどんな事なのか、殺されてしまった魂の無念な想いはどうなってしまうのか、そんなところから発想されたのでしょう。
オープニングでの伏線の後、最初は『松村監督』による脚本作りから物語は始まります。スーパーボールが伏線として登場しましたが、何の意味があるのか真実が明らかにされるまで全然分かりませんでした。
オーディションでの『渚』と『松村監督』の出会いにストーリーが進み、その前後から『渚』の周辺に人形を抱える小さな女の子の姿が見られるようになっていきます。
そして本筋とはいったん離れて全く関係の無さそうな女子大生『弥生』に焦点が移っていきます。ここで話をつなげるのが不思議ちゃん女優でした。
物語後半、8ミリフィルムに連動させて真実を描いていく手法は結構良かったとも思います。時系列を多少入れ替えるのも『清水崇』監督のいつものやり方でした。
主人公『渚』を演じたのはバラエティのイメージが強い『優香』。普段テレビで見る明るい彼女とは正反対の性格の女性を演じていました。ラストの目をむくところなど頑張っていたのではないでしょうか。
『椎名桔平』は個性的な人物を演じさせるにはもってこいですね。『松村監督』には『清水崇』監督のキャラも投影されているんでしょうか。『渚』を撮るカメラの横で見守るシーンでは思わず彼がそうなのかと一瞬思ってしまいました。
一見本筋とは関係のなさそうな『弥生』を演じていたのは「香里奈」。モデルあがりという事でスタイルのよさに見とれてしまいました。脚長いです。(私の2倍はありそう。)
不思議ちゃん女優を演じていたのは『ノロイ』にも出演していた『松本まりか』でした。イメージが全く違っていたのでキャストで名前を見るまで全く気付きませんでした。
ホラーとして捉えるか、ひとつの映画として捉えるかで評価が分かれる作品かもしれません。私的には楽しめました。
評価 星 よっつ
公式サイト
・輪廻@映画生活
P.S.
ラストカット『渚』の笑みに隠された真実が知りたいですね。(どの人物としての笑みだったのかしらん。)
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まずは『輪廻』から。
監督は『呪怨』シリーズの「清水崇」。主演に『優香』、共演に『約三十の嘘』の「椎名桔平」、「香里奈」など。
女優の卵『渚』は、ホラー映画の旗手として名高い『松村監督』の実際に起きた事件を元にした新作映画のオーディションを受けた。異例の主役に抜擢された『渚』は他の出演陣とともに、事件の舞台でありその後廃墟と化したホテルへと赴むくが、そこで『渚』は不思議な感覚を覚える。
女子大生『弥生』は子供のころから赤い屋根のホテルの夢をよく見ていた。友人の紹介で前世の記憶を持つという女性に相談するが、その女性はほどなく失踪してしまうが・・・
ホラーの感想としては異例ですが、監督の術中にまんまと嵌り見事に騙されました。
この作品はJホラーシアターとして公開された『感染』『予言』に続く第二弾として公開された作品です。
新しいホラーの模索ともいえる企画で、本作もホラーと云えるのか、正直なところ微妙です。(怖さはあまり感じなかったですね。)
テーマとしては題名にもなっていますが、輪廻転生です。生まれ変わるとはどんな事なのか、殺されてしまった魂の無念な想いはどうなってしまうのか、そんなところから発想されたのでしょう。
オープニングでの伏線の後、最初は『松村監督』による脚本作りから物語は始まります。スーパーボールが伏線として登場しましたが、何の意味があるのか真実が明らかにされるまで全然分かりませんでした。
オーディションでの『渚』と『松村監督』の出会いにストーリーが進み、その前後から『渚』の周辺に人形を抱える小さな女の子の姿が見られるようになっていきます。
そして本筋とはいったん離れて全く関係の無さそうな女子大生『弥生』に焦点が移っていきます。ここで話をつなげるのが不思議ちゃん女優でした。
物語後半、8ミリフィルムに連動させて真実を描いていく手法は結構良かったとも思います。時系列を多少入れ替えるのも『清水崇』監督のいつものやり方でした。
主人公『渚』を演じたのはバラエティのイメージが強い『優香』。普段テレビで見る明るい彼女とは正反対の性格の女性を演じていました。ラストの目をむくところなど頑張っていたのではないでしょうか。
『椎名桔平』は個性的な人物を演じさせるにはもってこいですね。『松村監督』には『清水崇』監督のキャラも投影されているんでしょうか。『渚』を撮るカメラの横で見守るシーンでは思わず彼がそうなのかと一瞬思ってしまいました。
一見本筋とは関係のなさそうな『弥生』を演じていたのは「香里奈」。モデルあがりという事でスタイルのよさに見とれてしまいました。脚長いです。(私の2倍はありそう。)
不思議ちゃん女優を演じていたのは『ノロイ』にも出演していた『松本まりか』でした。イメージが全く違っていたのでキャストで名前を見るまで全く気付きませんでした。
ホラーとして捉えるか、ひとつの映画として捉えるかで評価が分かれる作品かもしれません。私的には楽しめました。
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それにしても、「輪廻」と「有頂天ホテル」というのは、すごい組み合わせですね。映画館から言えば、二つの作品とも、ホテルが主要な舞台となること、そして、少しミステリーの要素が入っている、ということなのかしら。どちらを先に見るかで、ちょっと、気分がちがいますね(笑)
呪怨シリーズは正直飽きてしまいましたが、これは遊び心のあるホラーで楽しめました。
スーパーボールはもろ「シャイニング」でお話とは関係なかったですが、あっちゃこっちゃに過去のホラーのモチーフがちりばめられてるのが楽しかったです。
てなわけで、TBありがとうございました。
仰る通りホラーとしてはシーン毎に脅かされるような恐怖感はあまりないので、観方によっては評価が割れるかもしれないですね。自分もストーリーを楽しむ作品としてなかなか良かったと思いますw
今年もどうぞ宜しくお願いします。