「ダニー・ザ・ドッグ」劇場にて

昨日ファーボーレ東宝で『スターウォーズ　エピソード３　シスの復讐』を見る前に、時間があったので『ダニー・ザ・ドッグ』を観ました。

主演は『HERO』の「ジェット・リー」、共演に『ミリオンダラー・ベイビー』『バットマン・ビギンズ』の「モーガン・フリーマン」。監督が『トランスポーター』の「ルイ・レテリエ」、脚本が『ニキータ』『レオン』の「リュック・ベッソン」。


『ダニー（ジェット・リー）』は５歳の頃、親元から離され町の金貸し屋『バート（ボブ・ホスキンス）』に闘犬として育てられた。借金の取立てに行った骨董倉庫においてあるピアノに『ダニー』の心は揺れる。人としての暮らしを知らない彼にとって唯一の記憶がピアノの美しい旋律だった。倉庫で『バート』を待つ『ダニー』の前に盲目の男が現れる。ピアノ調律師の『サム（モーガン・フリーマン）』だった。
『サム』に声をかけられ恐る恐るピアノに触れる『ダニー』。あふれ出る喜びを抑えることは出来なかった・・・


フランス・アメリカ合作だったんですね。どことなくハリウッドらしくなくヨーロピアンな雰囲気が流れていると思いました。

物心付く前から闘犬として育てられ、殺人マシーンとしてしか生きていく術を知らない『ダニー』に一つだけの大切な記憶がピアノでした。調律師『サム』との出逢いが彼の人としての生き方を思い出させてくれます。

数少ないホンモノのアクションを見せることの出来る『ジェット・リー』だけに、アクションシーンは流石でした。演技面でも首輪の取り外しによるオン・オフ、そして人として生きる事への怯えなど的確に演じていたと思います。
現在公開中の作品に出まくりの「モーガン・フリーマン」。画面に出てくるだけで雰囲気が引き締まる存在感は凄いです。
物語自体はとてもシンプルに仕上がっています。余計なものを付けない演出は正解だったと思います。


評価　星　よっつ


公式サイトはコチラ

・ダニー・ザ・ドッグ＠映画生活


P.S.
アイスクリームをあんな風に食べるなんて、きっとキーンときてたでしょうね。


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