xina-shinのぷちレビュー?

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「女王蜂」稲垣版 TVにて

2006年01月07日 | TV
1月6日放送SMAP稲垣吾郎主演『金田一耕介 女王蜂』を観ました。

「稲垣吾郎」が金田一を演じるのは『犬神家の一族』『八つ墓村』につづき三作目。


瀬戸の浮かぶ月琴島。『大道寺智子(栗山千明)』は19歳の誕生日を迎えようとしていた。彼女の亡き母『琴絵』の遺言により19歳を機会に島を離れる事になっていた。
島を散策する彼女の前に異様な装束の男が現れた。『母が実の父を殺した』という男の言葉に『智子』は屋敷に駆け戻った。彼女の生まれる前からの『開かずの間』に入った『智子』は血に染まった月琴を発見する。
小説家『横溝正史(小日向文世)』と『金田一耕介(稲垣吾郎)』は骨休みの為、修善寺のホテルに逗留していた。ちょうど同じ日、島を離れた『智子』がホテルに現れた。彼女の美しさに二人は声を失ってしまう。部屋で彼女のことを語り合っていた時、時計台の鐘がホテルに鳴り響き・・・



『女王蜂』で思い出してしまうのはどうしても「石坂浩二」版です。「片岡鶴太郎」「古谷一行」も過去にテレビドラマで放映されていたようなのですが、私は未見です。

どうしても「石坂」版との比較になってしまいます。尺のからみもあるのでしょうが、全体的に説明不足は否めませんでした。
今回のテレビドラマでは金田一が事件に巻き込まれた体を取っていました。そのためキーとなる『日下部達哉』という人物の謎解きが一行の台詞で片付けられてしまっていました。物語の背景となるだけにどうしても底が浅くなってしまった気がします。
『神尾秀子』の恋についても展開の中でほとんど触れられておらず、ストーリーを知らずに見た方は違和感を感じられたのではないでしょうか。(ラストにつながる毛糸の玉を、いきなり金田一が捜すのはあまりにも不自然・・・)


『大道寺智子(琴絵)』を演じたのは「栗山千明」でした。妖艶さと可憐さを併せ持つ彼女は、女王蜂というイメージに合っていたと思います。まばたきをしないあの眼の迫力はすごかったです。

「稲垣」版は全体的に明るいイメージを受けます。横溝正史ならではのおどろおどろした感じは薄いと思いますが、ライトな感覚は入門編としては良いのかもしれません。

「石坂」版のレビューはコチラ


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
栗山千明 (猫姫少佐現品限り)
2006-01-08 02:09:55
良かったと思います。

びっくりするほどの美人じゃないケド、(自分を棚に上げて、ごめんなさい)ピッタリでしたね。
返信する
Unknown (kurochan)
2006-01-08 03:29:04
 日本刀の検索できました。



 稲垣さんっていまいち演技がうまくないってイメージがありましたが、金田一の役は予想外にあっているのではと思いました。でも原作のファンとしては(時間の関係でしょうがないとは言え)ちょっとはしょりすぎの感はしましたね。それと稲垣さんのやつでは女王蜂よりも犬神家の方が良かったかなあ。最後の犯人の女優さんの迫力がすごかったです。



 あと古畑さんのは初日が一番面白かったです。三日目の今泉さんのやつは「ぼくは公衆便所に閉じ込められるほど馬鹿じゃない!!」ってセリフが超受けました。あの人演技うますぎです。シリーズが終わってしまってすごく寂しい...。 



 推理ドラマって面白いですよね。
返信する
Unknown (タカシ)
2006-01-10 07:01:28
コメントありがとうございました~。TBさせて

いただきました。



何か栗山千明さんだけを見ていたような気がします。

パソコンに録画したものを後で見たんですが。

急に毛糸の玉から告白文が出てきてアレ?っと。一応

神尾先生が訳ありの素振りで隠すシ-ンがあったんですね。でもそれを金田一さんが知っていたのは不自然

だと私も思います。



原作を読んでみたくなりました。
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