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「笑の大学」DVDにて

2005年08月21日 | cinema-japan
DVDで『笑の大学』を観ました。


昭和15年、戦争の色合いが強まる時代。劇団『笑の大学』の座付き作家の『椿一(稲垣吾郎)』は次の上演に備えて、検閲を受ける為警視庁を訪れた。担当検閲官は外地から戻ったばかりの笑いをしらない男『向坂睦男(役所広司)』だった。
国民一致団結が必要な今の時代に『向坂』は演劇自体が不要と考えていた。特に喜劇に価値を見出せない『向坂』は、シェークスピアをパロった『椿』の台本に対して無理難題を押し付ける。上演を焦る『椿』は再三手直しするが、『向坂』の意に反して直せば直すほど台本は面白くなってしまう・・・



他の方の評価が高いので爆笑を期待して見ましたが、一度も爆笑できませんでした。くすくすぐらいはしましたが・・・

笑いのツボは人によって千差万別だと云います。私のツボはどうも他人と違うらしく、今のお笑いブームの中で爆笑できる芸人はいません。(「さだまさし」のライブトークでは笑えるのですが、彼は芸人じゃないし・・・)
本作はシチュエーション・コメディの部類に入ると思います。「三谷幸喜」はこの手のパターンが得意と思われます。「三谷」氏の喜劇にたいするリスペクトの想いが伝わる作品でした。
作家『椿』を演じたのはスマップの「稲垣吾郎」。彼の演技は金田一耕介シリーズで見たことがあります。真面目なんだけどもどこか抜けてる、愛嬌のある独特な雰囲気を持った人物だと思います。
もう一人の主役『向坂』を演じたのは名優「役所広司」。笑ったことの無い堅物が徐々に笑いに目覚め人間性を取りもどしていく役柄を演じています。
公式サイトにかかれていますが、『椿一』には実在のモデルがいるそうです。作家としての絶頂期、戦争に召集され戦死された方とのこと。このことが単なるコメディではなく人間ドラマとしての作品性をも持たせているのでしょう。


評価 星 みっつ


公式サイトはコチラ

笑の大学@映画生活



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